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お金持ちになりたいなら「副業」ではなく「不動産投資」をしなさい #1 金持ち列車、貧乏列車

近年、会社員の副業として人気を集めている不動産投資。末岡よしのりさんは、なんと個人で1000戸以上を所有する、不動産投資のカリスマとして知られる一人です。『金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法』は、そんな末岡さんが大切にしている、最速でお金持ちになるノウハウ・心がまえをまとめた一冊。ここではとくに重要なポイントを抜粋してご紹介します。

*  *  *

あなたはどの切符を選ぶか?

小銭持ち列車や小金持ち列車に乗っている人たちは、なんとかしてお金持ち列車に乗り換えたいと思いますが、そうはいきません。

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駅員さんに、こう言われてしまうからです。

「この列車に乗る『切符』をお持ちですか?」

切符を持っていないと、どんなに乗りたくても乗ることはできません。

でも、お金持ち列車の切符なんて、どこに売っているのでしょうか?

日本のお金持ち研究の第一人者である加谷珪一氏によると、日本における資産1億円以上のお金持ちは次の3種類に分類できるそうです。

(1) 「芸能人、スポーツ選手、医師、弁護士などの特殊な技能職」 20%

(2) 「企業経営者」 40%

(3) 「不動産所有者」 40%

つまり、遺産をもらったり、宝くじが当たるなどの偶然を抜きに考えて、日本で「お金持ち」になるためには、最終的にこの3つのうちのどれかを選ぶ必要があるのです。

私は、この3つの「お金持ち切符」の中でも、最も手に入れやすいのが「不動産切符」だと思っています。つまり、収益不動産、投資用不動産を所有することです。

「特殊技能切符」はその名の通り「特殊」なものですから、普通の人は手に入れることができません。持って生まれた身体能力や容姿、頭脳や知識、芸術センスなどが必要で、なおかつ体力にも、年齢にも限りがあります。

それよりは「経営者切符」のほうが、まだ手に入る可能性があります。しかし、ここにも難関があります。ベンチャー企業の20年後の生存率はわずか0.3%(メディカル・データ・ビジョン調べ)というのが現実です。ですから、猛烈に努力し、頑張っても、成功確率はないに等しいのです。

もちろん、不動産投資にもクリアしなければならない壁はたくさん存在しますが、3種類の切符の中ではダントツに手に入れやすい切符なのです。

さあ、あなたはどの切符を手に入れたいですか?

ほとんどの副業は「時間の切り売り」

日本人の平均給料は時給ベースで、アルバイトで1060円、正社員で1937円です(平成29年・厚生労働省)。あなたは、本業以外の収入がほしいと思っていますか?

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2017年にサラリーマンを対象に行われた意識調査で、副業をしている人は16.7%、1年以内に副業を始める予定の人は41.7%でした(NPO法人二枚目の名刺「平成29年 大企業勤務者の副業に関する意識調査」より)。

つまり、6割以上のサラリーマンは「おこづかい稼ぎ」がしたいのです。

しかし私は、サラリーマンが副業を始めても、うまくいかないと思っています。

副業は通常、会社が終わってからか、休日の土曜日・日曜日に行います。

ほとんどの副業は時間を切り売りしてお金に換えているだけです。

これは、「小銭持ち列車」に乗る人の典型的な発想です。

会社から給料をもらっているため、自分の価値を「時給換算」するのです。

自分の1時間の労働価値は、少なく見積もって1000円か、高くても2000円くらいと考えています。「自分の稼ぎを時給計算している人」は、小銭は稼げても、決して大金は稼げません

「お金持ち列車」に乗る人は、お金が流れ込んでくる仕組みを作って、その中で10倍、100倍稼ごうと考えています。

もしあなたが仕事で成功したいと思ったなら、副業ではなく本業で稼いでください。

副業の求人サイトを見ると、「自宅で簡単に始められる」「パソコン1台でお金が稼げる」「好きな時間にできる」などとうたい文句がちりばめられていますが、副業はどこまで行ってもメインではなくサブです。脇道で小銭を稼ぐより、本業で大きなお金を稼いでほしいのです。

人生は有限です。タイムリミットがあります。小銭しか得られない副業に貴重な時間とエネルギーを投入していたら、それは大きな機会損失です。

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金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法

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