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どんな人にフォローしてもらいたいのか? あえて限定するとうまくいく #1 共感SNS

ツイッター、インスタグラムをはじめ、ビジネスで成功するにはSNSの活用が欠かせない時代。しかし、「どうすればフォロワーが増えるの?」「どんなことを投稿すればいいの?」と、お悩みの人も多いようです。

のべ210万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサー、ゆうこすさんの『共感SNS』は、そんなあなたの悩みを解決してくれる一冊。堀江貴文氏、けんすう(古川健介)氏、前田裕二氏など、そうそうたる大物が推薦を寄せる本書から、一部を抜粋してお届けします。

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3分で150名のチケットが完売!


自分の発信を見る相手の顔を思い浮かべながら、相手の気持ちを考えながら投稿すると、格段に“共感”される投稿になりますし、自分の発信の軸もブレてこないです。

そのことを痛感した、私のイベントの話をさせて下さい!
 
今まで何度もイベントを開催してきましたが、一度だけ、集客が怖かったイベントがありました
 
普段は大体イベントの1ヶ月前に告知をし、チケットの発売は3週間ほど前から。
 
チケットがたくさん売れるように、TwitterやInstagramなど、使えるSNSで頻繁に告知をしています。
 
が! その一度だけ、集客が怖かったイベントというのが、なんと告知は開催の6日前! チケット発売は3日前!! しかも、18歳の新生活を迎える女の子限定という条件付きで150名!!
 
この時は打ち合わせが難航して、ギリギリになってしまったのですが、正直イベントに関わる全員が失敗を予感していました。こんな急に人は集まってくれないだろうと。
 
しかし蓋を開けてみると、なんと3分でチケットは完売! 今までで一番のスピード感だったのです。
 

そこでイベント当日、来てくれたファンの子にヒアリングをしてみました。何が決め手でチケットを買ってくれたのかなと。すると、こんな答えが返ってきました。
 
18歳の新生活の女の子って限定してくれたおかげで、どんな人が来るかが予測がついたから! 絶対に共感できる子たちばかりだろうから、会いたくて!」
 
その時、SNSも同じだと思いました。どんな人にフォローしてもらいたいのかを明確に発信すれば「私、フォローしていいのかな?」という不安が取り除けるかもしれない。そこで「モテたい女の子フォローして下さい!」と発信し始めたところ、より見て欲しい層のフォロワーが増え始めたのです。
 
この経験からもおわかり頂けるように、どんな人に自分のSNSを見て欲しいのかとより具体的に限定して考えてみるのは大事なこと。きちんと決めておけば、その人たちのフォローのハードルも下げることができます。

同じターゲットのアカウントを見まくる


私は自分のSNSで届けたい層を、「モテたいと思っている10~20代後半がメイン」と最初に決めました。

そして、その子たちが好きなブランドやキャラクターなどをひたすらInstagramなどで検索し、個人アカウントから有名人、企業アカウントまでひたすら色んな人の投稿を見てきました。もちろん今でも見ています!
 
また、その人のフォロワーを見て、さらにそのフォロワーたちがどんなアカウントをフォローしているのか、という部分まで見ます。
 
こうして深く追っていくと、「今の20代前半の女性の皆さんにはこれが流行っているんだな」と、自分がターゲットにしたい層の興味の傾向がわかるようになるのです。
 
写真の加工方法や、美容アイテム、人気の食べ物などを知っておくことでアンテナも張りやすくなります。「届けたい層が何を考えているかよくわからない」というお悩みがある方は、とにかく色んなアカウントを見まくることをオススメします。
 
SNSはその時々の独自の流行があるので、発信する上でも時流に合わせてアップデートしていかないと、いつの間にか古臭い雰囲気のアカウントになってしまいます。
 
本当にちょっとしたニュアンスの違いだったりするのですが、伝えたい層にとって居心地のいい場所にするためにも、いいなと思ったアカウントを参考にして自分のアカウントに取り入れてみて下さい

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共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る


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