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外食より楽しい「手作りフルコース」…軽井沢移住で手に入れた豊かな暮らし #3 絵本作家の森のいえ便り

リモートワークが定着したことで、地方移住や二拠点生活に興味を持つ人が増えています。中でも軽井沢は都心からの交通の便がよいこともあり、熱い注目を浴びているようです。『絵本作家の森のいえ便り』は、そんな軽井沢暮らしの日々を綴った絵本コーナーつきエッセイ。四季の変化、動物たちとの交流、育っていく子どもたち……。読めば読むほどこんな暮らしをしてみたくなる、本書の一部をご紹介します。

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お疲れ様ディナー

totoはもともと、料理が好きで、普段からよくキッチンにいますが、ステイホーム中は特にキッチンに立つ時間が長かったような気がします。

日頃から素材や出汁にこだわってみたり、低温調理などで手の込んだものを作ったりするのが好き。食材に向き合って段取りを考えながら作っていく料理は特にこの期間中、頭を空っぽにするにはいい時間になったようです。

toto曰く、子どもたちと遊ぶより精神的にラクな「料理に逃げていた」ようですが……!

自粛終わりに作ったのがコース料理。
休校最終日にしたフルコースの「お疲れ様ディナー」は、1品ずつ出てくる料理体験に子どもたちも大喜びでしたね。

前菜から始まって、スープ、魚料理、肉料理、デザートまで全7品。デザートはaccoのリクエストでクレームブリュレ。でも子どもたちの感想は「苦しいー」。7品も出てきたので、お腹いっぱいになってしまったようです。

外食することはあっても、子どもと一緒だとコース料理は周りに気を遣うもの。体験させることもできなかったので、いい機会になりました。

他にもタレや出汁、チャーシュー、煮卵にこだわったラーメン屋さん顔負けのラーメンを作ったりも。
「今日は塩がいいですか~醤油がいいですか~」と聞くのも楽しくて。

料理で作る非日常は家の中に口福な時間をくれました。

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『絵本作家の森のいえ便り』accototo

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