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貧乏な人は「時間を売る」、お金持ちは「時間を買う」 #5 金持ち列車、貧乏列車

近年、会社員の副業として人気を集めている不動産投資。末岡よしのりさんは、なんと個人で1000戸以上を所有する、不動産投資のカリスマとして知られる一人です。『金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法』は、そんな末岡さんが大切にしている、最速でお金持ちになるノウハウ・心がまえをまとめた一冊。ここではとくに重要なポイントを抜粋してご紹介します。

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「時は金なり」の本当の意味

あなたは、時間を売る人ですか? それとも、時間を買う人ですか?

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世の中は、99%の「時間を売る人」と、1%の「時間を買う人」で成り立っています。お金持ち列車に乗っている人は、間違いなく「時間を買っている人」です。

たとえば、本当のお金持ちは会社に出勤する必要がありません。通勤時間を1時間とすると、一日往復で2時間、年間250日出勤すると、一年で500時間も浮きます。30年間通勤するサラリーマンと比べると、実に、通勤時間だけで1万5000時間も自分の時間が持てるのです。

私は、お金持ちは小銭持ちの数倍の人生を生きていると思っています。

日本人の平均寿命は約80歳ですが、お金持ち列車に乗っている人たちは、自由時間において、その何倍も有効な時間を過ごしているのではないでしょうか?

アメリカ合衆国の建国の父、ベンジャミン・フランクリンの有名な言葉があります。「Time is money.」です。しかし、多くの人はこの言葉を誤解しています。

「時は金なり」と解釈した人たちは、ひたすら自分の時間を売って仕事をし、時間をお金に変えれば「お金持ち」になれると信じているのです。

そして、仕事のために自分の好きなことをあきらめたり、大切な家族や友人と過ごす時間を無駄なものだと切り捨てて働き続けています。そんな発想では決してお金持ちにはなれませんし、「孤独で不幸せな人生」という終着駅にまっしぐらです。

お金持ち列車に乗っている人たちは、時間を忘れて趣味にのめり込んだり、家族や仲間や夢を追いかける友人と楽しく過ごすために時間をたっぷり使います。

実は、ベンジャミン・フランクリンの言った「Time is money.」とは、本来は「時間を有益なことに使いなさい」という意味だったそうです。

決して、「あくせく働け」という意味ではないのです。

「時間を買う」を習慣化しよう

時間には値段が付いているという事実を知っていますか?

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たとえば、あなたがレンタカーを借りたら、一日7000円くらいかかります。

7時間運転する場合、1時間1000円であなたはレンタカーという移動手段を購入しているのです。お金で時間を買うことは、お金持ちになる必須条件です。

新聞を取っていると、毎日チラシが折り込まれています。あなたはスーパーの安売りチラシを、毎日1時間かけて読んではいませんか?

間違っても安いからといって、遠くまで買い物に行ってはいけません

1円でも安くものを買おうとする人は、お金を守ることしかできない人です。

守りに入っている人は、一生お金持ち列車には乗れません。

お金持ち列車に乗る人は、時間をお金で買えるなら惜しみなく買います

たとえば、服はクリーニングに出します。英語を習うために専門の家庭教師を付けたり、旅行に行くときにはペットシッターに犬・猫の世話を頼んだり、部屋が汚れたら家事代行サービスを使います。簡単な掃除はルンバに任せたり、自動調理器や自動食器洗い機などの「時短家電」も使いこなします。

あなたも、収入の許す範囲で「時間をお金で買う経験」をしてみてください

きっと、お金持ち列車に乗るために役立つはずです。

「健康」についても、お金で維持することができます。

傘を持っていないときに雨が降ってきたとしましょう。すぐ近くにタクシーが停まっているのに、お金をケチって駅まで濡れて歩くのは間違った選択です。

風邪を引き、その治療費でタクシー代の何倍もお金を使うことになるかもしれません。また、風邪が治るまで寝こむかもしれません。私なら、ためらわずにタクシーに乗ります。

お金をケチる人は、お金持ち列車から強制下車させられます。

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金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法

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