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28.第16夜 キレイごとでは伝わらない ! Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しい言霊 いじめ特別編③学校といじめ GBを守ってくれる武器(ここは親御様向きー)

🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価は子供が自分を守る知恵を身につける事です。
「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください

【どうしたい】
「言われてやってはいけない」より「自分で自分を守る知恵」へ
【伝えたい】
①人生に関わるスマホの危険の本質を感じとる
②危険の既視感によって地雷を避ける感覚を身につける
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく納得力重視
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒シンプルに独自の解決策を示す

(当文章は書籍化による漫画やイラストをつける想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ヒロッチ(中二) 主人公 身長155㎝ 元気者 ショートヘア
☆ハピー スマホ学園のスマホティーチャー 異世界からの召喚能力をもつ 
チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン ハピーの先輩スマホティーチャー 普段はスーツ姿 長髪
よくハピーの厄介事を押し付けられる 
☆校長 ハピー・マッサの上司。二人からよく厄介事を押し付けられる。
☆ウサギ男 スマホ学園アシスタント ウサギの被り物をしている。親の立場から発言してくれるらしい

当ストーリー用語解説
GB (GIRLS & BOYSの略称) 

●あらすじ
スマホを買ってもらったばかりのヒロッチが偶然が重なって自分の夢の中の次元断層に「ズレたパラレルワールド」のスマホ教師であるハピーを召喚してしまった。ハピーを元の世界に戻すには「スマ地雷最短エスケープ講座」のコンプリートが必要だ。ネットいじめのテーマに
なった時、①「ネットいじめ」のテーマはいじめ全体を取り上げないとの改善されない②誹謗中傷、承認欲求、依存症(ドーパミン)等に関連しあっているから深入りは避けれない、という校長の熱い主張により「いじめ特別編」になだれこんだ。

◎ハピー
「じゃあイジメから皆を守ってくれる武器を召喚するね」
ネテシル ユヲシタ ワノイョ チコョチッオ
(ポンッ ! )白い煙が上がって中から大砲が現れる
◎皆「おぉぉぉぉぉぉ ! !」

召喚№19 いじめ防止対策推進砲

◎校長
「ジャジャーーーーーーーン !  ! いじめを吹っ飛ばせ― ファイアー―――― ! ! 」「ん?何かちがうぅぅぅ」(涙) 
◎ハピー
「校長すみません。 いじめ防止対策推進法でした ! また漢字間違えました !」
◎校長
「ハピー。。。ちと漢字が弱いのぉ」
◎ハピー
(チアポーズでごまかそうとする)「いえ ! おっちょこちょいです ! !」
◎校長
「まぁーよい。ノリが軽くて明るいのがこの講義の特徴じゃぁ! もう一度」
◎ハピー
「あのー校長」(コソコソコソコソコソ)
◎校長
「予算不足?。。。。出番 ! 。では予定を変更して、先ずはワシが『いじめ防止対策推進法』を説明させてもらう。召喚はその後じゃ」

【いじめ防止対策推進法の説明】

◎校長
「この法律を知っとるGBはわずかじゃ。先生でもバラツキがあると聞いておる。ワシも面倒な話は嫌いじゃが、いじめ問題への対応は先ずは『いじめ防止対策推進法』というGBを守る法律がある事を知っておく事なんじゃ。と言っても法律をズラズラ並べたら皆、寝てしまうのでワシが徹底的に内容を簡単にまとめたのでこんな法律があるとイメージをつかんどくれ。それで万が一、問題が発生したら立派な解説書を読んでくれ。知ってると知らないでは天と地くらいの大きな違いがあるからのぉ~専門家の先生に怒られそうなほど端折るぞい。許して下されぇ~。
◎ヒロッチ
「頑張るけど寝たらゴメンっ !」
◎校長
「よーしぃ。ではいくぞい ! 」

①いじめ防止対策推進法(1条~27条)を校長が超抜粋)(平成25年)

・対象は小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校(幼稚部を除く)
・「いじめ」は受けたGBが「いじめ」と感じたら「いじめ」と判断される。
・学校はいじめの防止及び早期発見に取り組み、いじめに気付く、又は通報があれば適切かつ迅速に対応しないといけない。
 ⇒(いじめをやめさせ、再発を防止させ、いじめられGBを支援して、いじめGBを指導する)
・国、地方公共団体、学校の設置者も対策や措置を実施する責任がある。
 ⇒(学校の設置者とは教育委員会(公立)・学校法人(私立)・大学法人(国立)を指します。※(私立学校は教育委員会の管轄外。監督は都道府県知事)
・インターネットを使ったいじめも同様です。
・尚、ネット上のいじめの情報の削除を求め、発信者情報の開示を(地方)法務局に協力を求める事が出来る。
・教育委員会の役目は学校の取組への支援と取組状況の点検です。
 例 (校内研修の講師として専門家を派遣や相談の為のスクールカウンセラーの派遣)
 例 (学校のいじめ問題への取組に対して指導、助言、点検を行う)
・犯罪行為には警察と連携して対処します。
(暴力、脅し、巻き上げ、盗み、壊す、ネット上のさらし行為、壁や掲示板等への悪口を書く等)
・別々の学校のGB間のいじめは地方公共団体が学校間の連携協力体制を整えます。

②重大事態への対処(28条~33条)を校長が超抜粋

【重大事態とは】
①いじめによりGBの生命、心身、財産等に重大な被害が生じた疑いがある時。
例として
・GBが自殺を考えて何らかの行動を起こした場合
・骨折、脳震動、歯が折れる等のケガをした場合
・一定額以上の金品を強要されたりスマホを壊されたりした場合
・精神的に病んだり、心が原因となる症状が出る場合
②いじめによりGBが一定期間、学校を欠席している疑いがある場合
(目途は30日間だがその限りでない)

学校や設置者が「組織」を設けて調査を行わなければいけない。
・調査は事実関係を明確にする為に行われ、いじめられGBに必要な情報を提供せねばいけない。
・学校は重大事態の発生を地方公共団体の長(公立)文部科学大臣(国立)府道府県知事(私立)に報告しないといけない。

◎ヒロッチ
「これならちゃんと理解出来るよ。うんうん」
◎校長
「その分、端折り過ぎてワシは世間から怒られるかもしれんがの―」
◎ヒロッチ
「でもこんな法律があればイジメが起きても学校や設置者が私達を守ってくれるし、万が一『重大な事態』になっても学校は調査して上の人達に報告しないといけないので、誤魔化したり逃げたり出来なさそうだし安心出来そうじゃない?」
◎校長
「んんんんんんん-----------ところが実は簡単な話じゃないんじゃよ。文科省が平成29年に以下の※ガイドラインを作成したんじゃ」
※(法律実施の基本的な方向性や判断基準)

◎いじめ重大事態の調査に関するガイドライン(校長の超抜粋)

(平 成 2 9 年 3 月 文 部 科 学 省【はじめに】より引用)
「基本方針やこれらの調査の指針が策定された後も、学校の設置者又は学校において、いじめの重大事態が発生しているにもかかわらず、法、基本方針及び調査の指針に基づく対応を行わないなどの不適切な対応があり、児童生徒に深刻な被害を与えたり、保護者等に対して大きな不信を与えたりした事案が発生している」
「重大事態の被害者及びその保護者の意向が全く反映されないまま調査が進められたり、調査結果が適切に被害者及びその保護者に提供されないケースがある」
◎ヒロッチ
「へ? 何それ ?」
◎校長
「ガイドラインに記されておる通りじゃ。学校が『いじめ重大事態の調査』を適切に対応しない事例が多発したので3年半後にガイドラインが追加されたんじゃ」
◎ヒロッチ
「それってどういうことなの ?」
◎校長
「『学校がいじめられGBを守らなかった』って事じゃ」
◎ヒロッチ
「それって超ひどくない ? どんな事が起きたの ?」
◎校長
「急遽、次回はワシからは言えんような有りえへん内容を『ある人物』を召喚して発表してもらう事となった。とても優しくてチャーミングなキャラなので優しくしてあげてね、じゃ」

◎ハピー
「あのー、、、当ストーリーはスマホ地雷を回避する為の作品なのです。しかしリアルいじめを無視してスマホいじめ語れないという考えのもとに『いじめ特別編』としてドボドボに深入りしております。決してタイトルが変わった訳ではないのでご了承お願い致します」

                              <続く>











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