【持ち物やスケジュール】生検入院

昨年急に入院することになったわけですが、入院が決まった際いったいどうなるのかと途方に暮れていました。
生検とは生体検査のことで組織をとって調べる検査のことです。
部位によって日帰りだったり入院で行ったりしますが、腎臓は血液が多い臓器のため出血が多いので安静期間が長く、5日間の入院となりました。

まず入院が決まってすぐ子供の預け先をどうするかを考えました。入院した時期は夫の仕事が繁忙期ではなかったのですが定時に帰宅しても幼稚園のお迎え時間に間に合わないため、お迎えと夕飯はは実家に頼みました。仕事を終えた夫が車で実家へ行き、子供たちを引き取り、自宅に戻りお風呂に入れてまた朝保育園と幼稚園に送るというスケジュールでなんとか回していました。
保育園と幼稚園にはお手紙を書きました。これから入院することと、今後の予定や迷惑をかけるかもしれないことなど。事前に伝えておくことで入院中も園の様子を電話で教えていただいたりすることができました。
急な入院でもなんとかなったのは、いつも通り保育園や幼稚園で元気に遊べたからだなと思っています。

生検入院のスケジュールですが、
初日は入院手続きと生検の説明を受けて同意書にサインしたりの諸々の手続きだけでゆっくり過ごしました。時間があったので、職場の方や友人に入院していると連絡してスマホで漫画を読んだりしていました。
2日目は生検当日です。朝食を食べた後は夜21時まで絶食。汚れるかもしれないということで、用意してくださった手術着に着替えます。しばらく安静でお風呂に入れないので、朝のうちにシャワーを浴びました。
昼過ぎに生検だったのですが、生検前にいわゆるおしっこの管を取り付けてもらいました。痛いか心配でしたが、取り付けてもらうのはあっという間でかつトイレに行かなくていいのがラクなくらいでした。
入院中はしばらく点滴をするため、看護師さんがルートを取りにきてくれました。とにかくこれが痛かった。生検と終わってからはずっと点滴をしていました。
時間になると看護師さんがストレッチャーを持ってきてくれました。ストレッチャーに寝かされたまま手術室へ。あおむけになり横になっていると「パチンと音がしますが、びっくりして動かないよう気を付けてください」と医師から説明されました。
思ったより音は大きくなく「もう終わったの?」という感じでした。
腎臓は血液量が多いのでとにかく止血が大切らしく、組織を取るごとに研修医かと思われる若い男の先生が体重をかけて押してきます。組織は3回取りましたが、取るごとに止血されました。止血した後は砂袋を腰のうえに置かれ、うつぶせのままストレッチャーに乗り自身の病室に戻ります。
病室に戻ってから1時間はそのままの姿勢で待機し、1時間後に看護師さん2人に支えてもらいながら腰を捻らないように仰向けになりました。
そこからは絶対安静でお茶を飲むかアマプラを見るかしか出来ることのないまま、夜までの時間を過ごしました。エコノミー症候群にならないよう足を動かすよう先生に言われていたので時々足を動かしながら「いつ終わるんかな?」と気が遠くなりそうでした。
生検後は看護師さんが1時間に1回ほどは様子を見に来てくださりました。
夜21時になりやっと夕食!お腹が空きすぎて意識朦朧としていました。
3日目の朝に先生が病室にきてエコーで出血がないかを確認し、絶対安静は解除となりました。ただまだ病室からは出ないよう言われており、トイレとベッドを往復するだけでしたがだいぶ自由になった感覚がありました。
子供に電話したかったのですが、病室から出れないので我慢してラインで子供の様子を伝えてもらっていました。
4日目は安静解除となり、久々にシャワーを浴びることができました。冬場でしたが、2日シャワーを浴びられないのは辛かったです。安静にしていたのと、組織を取った側の腰をかばっていたのもあって腰痛がひどかったのを覚えています。
5日目はやっと退院。コロナ禍での入院だった為、子供と面会できなかったのがかなり辛かったです。
生検入院は月曜~金曜で、翌週外来で結果の説明をすると話がありました。退院後も腰から出血する可能性があるので、腰を捻ったり重いものを持つのは1か月ほど避けるよう言われて退院しました。

【まとめ】
・入院中に子供と会えないのはかなりこたえるが、入院前に自分がいなくてもどうにかなるよう準備しておいてよかった。
・生検入院は安静がきつかった。正直もうやりたくない…
・どうであれお風呂に入れさえすれば気持ちが復活する。
・生検の同意書には万が一のリスクも記載されているので、サインするのにびびってしまう。
・病院側も慣れてらっしゃるので、時間をつぶせるものさえ持参すれば入院中はある意味ゆっくりできる。

【入院時に持参してよかったもの】
・スマホを固定するもの(ベッドの柵に取り付けてスマホを見ていました。安静で動けなくてもなんとか映画を見ることができて助かりました)
・イヤホン&延長コード(テレビを見るのにイヤホンを使っていたのですが、通常のイヤホンだと長さが足りずテレビにかなり近づかないと見れないので延長できるコードがあると便利)
・見たい映画をダウンロードしていくかポケットWifiレンタル
(病院内は電波があまり良くないので、ダウンロードしていくほうがいい気がします。)
・見たい漫画をダウンロードしていく(本でもいいのですが、私は入院中しんどすぎて活字が読めませんでした。雑誌のサブスクで雑誌をダウンロードしていくのもいいかなと思います。とにかく暇です)


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