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行政書士試験に落ちて気づいた効率的な勉強方法


今日も工場勤務お疲れ様です。
みなさんは工場勤務に嫌気がさし、何か別の道を模索したことはありますか?
私は常に工場を脱出することを考えていますが、今日はそんな脱出願望が頂点に達して、行政書士試験に挑戦した話をします。


行政書士を目指したきっかけ

工場勤務が2年目を迎える頃、
1年目と何も変わらず先輩からはパワハラを受け続け、
現場の人達とうまくコミュニケーションが取れなく、周りから仕事を任されない自分の社会不適合者ぶりをひどく痛感していた。
このままでは転職市場で何の価値もスキルもない、工場の奴隷として生きていく以外の選択肢が選べない人生になると思い、一念発起して何かを始めようと決意した。

ネットで独立できる資格を探していたら、知恵袋で
"行政書士は独立できます!”
と書いてあるのを見つけ、何も考えずにすぐに本屋に行きテキストを購入したのであった。この時点で2月であり、試験までは9か月と残された時間は短かかった。


私の勉強方法


大学受験ではそれなりに勉強してまずまずの大学に入学したが、塾に通っていたため完全に独学というのはこれが初めてであった。
手探りでやっていくには時間が足りないため、ブログなどで行政書士の勉強方法を探し回り、見つけた方法は主に以下の3通りで

①テキストを全部一周読んでから、問題集に取り組む
②テキストを読みつつ、過去問題集を進めていく
③いきなり過去問から解いていき、わからないことはその都度調べていく

私は①をベースにした勉強方法を進めていった。
購入したものは以下の5点
・うかる!行政書士総合テキスト(伊藤塾)
・うかる!行政書士 総合問題集(同上)
・ケータイ行政書士 ミニマム六法
合格革命 行政書士 肢別過去問集
・詳解 行政書士過去5年問題集

具体的には、伊藤塾のテキストを読み同シリーズの問題集を解き、それらが全部終わってから肢別過去問集を解くというのが大筋で、大事そうな条文を六法で確認するといった流れで勉強を行った。




失敗して気づいた効率的な勉強方法

まず結論から言うと、
・テキストは頭から読まず、参考書や辞書のように使うこと
・最初から肢別過去問題集に取り組むこと
・いちいち立ち止まって時間を使わないこと
・行政法は全体像をぼやっとでも把握することが一番大事
・模試は受けること

上記5点が特に重要だったと思う。
特に大事なことは4つ目の全体像の把握である。
行政書士試験で一番配点の高いのは言わずもがな行政法であり、ボリュームが大きく勉強に時間がかかる。
行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法は似たような言い回しや表現は多く、自分が今何を勉強しているのかわからないまま進むことが多かった。問題を解いているときに常に今自分がどの分野を勉強しているのかを強く意識してほしい。そうすることで、行政法は全体像をつかむことができる。
一つ完璧にしてから次!ではなくて、まずは全体像をつかんでほしい。

次に2番目の最初から肢別をやればよかったということで、セットの問題集自体が悪いわけではないが、圧倒的に問題数が足りないので、テキストを一単元読んだら対応する箇所の ”脚別過去問” をすぐに解いてほしい。そうすることで、何が重要で何が重要ではない知識なのかが分かる。
時間を巻き戻せるのなら、頭からテキストを読んでセットの問題集をやっていた自分を引っ叩きたい。

あとは5つ目の話で、私は模試を受けなかった。これは本当に馬鹿だったが、過去問を実際の時間と同じように解くということをしてたから、まぁ別にいいだろうと思ってしまっていた。
だが、2023年度の過去問を解いた人ならわかるだろうが、実際の試験に肢別過去問で学んだことはあまり出なかった。むしろ、その場で考える現場思考型の問題の出題数が多かったように感じる。
ということで、模試をうけることや、自分でこんな問題が出そうだなと予想して、過去問ではない問題に対応する力を身に着けるべきである。

文字数も多くなってしまったのでこのくらいで終わりにしようと思う。
今年は一般知識が変わるので、私は試験を見送るが、また機会があればぜひ挑戦したいと思う。

それでは。






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