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グレタさんと一緒に、みんなで重い荷物を背負いましょう!

未来のためにできること

先日、世界的な環境活動家として知られる、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんを取材した、海外ドキュメンタリー「グレタひとりぼっちの挑戦」という番組を観ました。

国連で世界の指導者たちに向かって、あなたたちは何もしていないと強烈に批判した彼女ですが、本来なら、国連ではなく、学校で勉強をしているはずの、まだ16歳の普通の少女なのです。

そんな彼女を活動に駆り立てているのは、口では綺麗事を並べながらも、実際には何もしない、大人たちへの不信感なのでしょう。

国連から招待され、会議に参加するために、彼女は気候に甚大な影響を及ぼす飛行機は使わず、ヨットで大西洋を横断するという驚くべき決断をしました。
協力者の支援があったとはいえ、まさに命懸けの航海です。
私は、彼女の勇気と行動力に、強く胸を打たれました。

気候変動を止めることが、自分に課せられた使命だと語る彼女ですが、肩の上に重くのしかかった余りにも大きな負担に、悲鳴をあげてもいました。

地球温暖化は待ったなしの課題です。

その対策の必要性を世界に向けて発信する役割を彼女一人に背負わせるのは、あまりにも理不尽というものです。

私は、彼女の負担を減らすことができないだろうか、そのために、私にできることはなんだろうかと考えました。

そして、まず、温暖化に対する危機意識をできるだけ多くの人々と共有すること、その上で、自分にできるエコの取り組みを少しでも多く増やしていくことだと思い至りました。

しかし、この問題は個人の力だけでは限界があります。とりわけ、企業と政府の責任は重大です。

私たちは、消費者として、さらに有権者として、日々の消費行動や選挙での投票行動を通じて、企業や政府に働きかけ、実効性のある対策を取るよう、強く求めていかなければなりません。

一人でも多くの人が自らの責任として、世界のリーダーたちに対策を迫っていくこと、それこそがグレタさんの負担を減らすことに繋がります。

彼女は今や、人類全体の救世主として、現代に甦ったジャンヌダルクだと言ってもいいでしょう。

彼女の刀が折れ矢が尽きてしまう前に、人類が背負ってしまったこの重過ぎる荷を、みんなで一緒に背負いましょう!

それが私たち大人の責任です。



温暖化一人の荷では重すぎる

現代のジャンヌダルクを泣かせるな

茹でカエル地球が徐々に暖まる

これでもか豪雨熱波次は何

氷解けペンギンさえも溺れそう






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