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不安と共生することについて①

すみません。
不安と共生についてですが
まずコンセプトから話させてください。

まず不安と共生ですから当然解決を目標にしません。共に生きるくらいを考えます。

少し長く説明してみます。
前の記事で不安は豊かな土壌と表現しました。
際限なく湧き出るイメージです。

そしてそれはビジネスモデルになりSNSで不安を増長していると考えます。

では解決策を講じずにどう共生するのか。
それは不安と常に関係がある【時間】についての考え方を考えてみる事がソリューションになると思いました。不安の認知を変えるには時間を考える必要があると考えたのです。

皆さん、未来は分かりますか?
答えは当然、分からないはずです。

もう一つ、過去は全て予測した通りでしたか?
答えは分かれますが、私は予想通りではありませんでした。

未来は分からない。不安について割とリアルなシュミレーシをしてガグブル((((;゚Д゚)))))))となるのに、実は未来はその時点で分からないんです。

これは生きる以上、真理ではないでしょうか。

分かります。未来は分からない。
だから不安を感じても意味がないってことだろう?と思われると思います。
でも不安は際限ないし解決しなきゃ苦しい!
と思うはずです。私もそうです。

ではもう一つ考えてみましょう。
みなさんが子供のとき、学生のとき、20代のとき、新入社員だった時の悩みは今、ありますか?

答えは私から、、
その時代の悩みは、、、

正直無い。

が私の答えです。
では自力で解決してきたのでしょうか?

いえ時間が解決したと私は考えてみました。

子供のとき、友達が出来ず悩んだ事。(一時期だけね。)
好きな子に振られて悩んだ事。
進路で悩んだ事。
人生が開けず悩んだ事。
大人なって童貞でいることに悩んだ事。
仕事を始めて先輩に怒られるのが怖くて悩んだ事。
1回目の転職に悩んだ事。

皆、その時は強く、何より深く悩み、不安になりましたが、子供から青年へ社会人へそして中年になる中でいつのまにか治まるところに治り、気づけば解決したのでなく、消えていきました。新しい不安にかき消されていったという方がしっくり来ます。

不安は泉の如く湧き出る[既存の不安]を時間と共に書き変えてくれる。そしてかき消され不安は割と頭の中には戻ってこない。新しい不安があるからです。

そして解決の為のノウハウやメソッドなどなくても[人生を生きていく]ことで※不安の上書きを繰り返す事で解決などしなくても良いのだと閃きました。

不安と共生するにはこの定義を信じる事にしてみました。
子供の時の不安は確かにリアルで苦しかった。
思春期は苦しかった。社会にいるのは辛かった。

すべては不安の上書き(別の不安の出現)が時間経過、年を重ねる事で、私たちが不安ビジネスで得たかった[解決]はすでに手に入っているのです。

解決方法は要らないと考えたのはこの為です。
不安ビジネスのパイオニアたちは問題は時間が解決する事、そして不安は既存不安を塗り替える為には必要なものであり、解決策自体を模索しても、望む安心は手に入らないという事はなぜか発信しません。

お金にならないからです。

周りの家族や友達、知り合いや恩師にいたるまで
時間が経てば解決する。というフレーズはみなさんも聞いた事があるはずです。

大切なのは、時間経過🟰成長🟰問題解決ができる能力が身についている。という事では決して無いという事です。

ではどうすればより安心の中に心を置けるのでしょう。瞑想やスピリチュアルは抜きで考えます。

それは日々をどんな形でも良いから生き抜く事です。

不安との共存についてはもうちょっと話させてください。

つづく

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