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わたしの執筆ツールを語ります

こんにちは、架空書店「鹿書房」店主、伍月鹿です
10月は一気に寒くなりましたね
最近はしっかりと衣替えをして、季節ごとに着る服を分けるようになりました。体型が変化し難いわたしには、お気に入りの服を大事に着るスタイルが合っているようです

本日は普段の執筆環境について語ろうかと思います



こんな感じです
使っているのはどんなパソコンにも入っている「メモ帳
幅をいつもこのくらいにして書いています

こだわりの幅

以前、「文字書きへディテール質問」に答えた際にもちらりと書きましたが、わたしは「ケータイ小説」世代です
当時、ガラケーの画面で文章を読むのが主流だった時代、ネットはパソコン版とケータイ版で表示が異なっていました
わたしがネット上に作品を掲載するようになる頃は、個人サイトもパソコンで観覧するのが当たり前だった時代から、携帯電話が普及して、ケータイでも見れて作れるようになっていた頃でした

わたしも当初はパソコンでHPを作っていましたが、あるときにパソコンでもケータイでも同じ表示ができる「ナノ」というサーバーに移行しました

いまでも現役ナノ様。昔はお世話になりました
HPタイトルは「五月雨(ごがつあめ)」でした。現在のHNは名残です

ただ、当時から執筆やサイト関連の作業は主にパソコンで行っていたため、パソコンでは綺麗に見えても、ケータイからだとわかりにくかったり、文字が詰まって見えたり、と色々差異が生まれていました

そこで、だいたいweb上で表示されるくらいの横幅にメモ帳のサイズを調整していた……というなんともインターネット老人会的理由でこんな感じになっています

とはいえ、現在でもnoteやpixiv、カクヨムでも表示される横幅に丁度よくなっています。個人的には完成図が想像しやすくて書きやすいのです


互換性大事

外出の際や仕事の合間の執筆に使っているのはキングジムさんの世紀の発明「デジタルメモ ポメラ」のDM200です
以前使っていたポメラが電池式だったので、短時間の充電で数日使えるポメラ様様
しかも、ポメラユーザー様はご承知のことかと思いますが、
ポメラのファイルは「.txt」つまりメモ帳なのです

ポメラで書いたファイルをそのままコピーするだけで、パソコンに取り込むのも楽々。反対も然り
時折文字化けして生きた心地がしませんが、データの整理整頓が苦手なわたしには好都合な環境です

作品のバックアップは常に持ち歩いているUSBと、Googleドライブを使っています
パソコンが突然立ち上がらなくなる、という経験を何度かしているため、いつパソコンを失っても復活できる準備は万端です。これもあまり重くなくて互換性の高いメモ帳ファイルの利点
Googleドライブからスマートフォンでテキストファイルを開くこともできるので、外出先で校正作業をすることも可能です


せっかち人間ははやいのがすき

執筆中はとにかくスピード重視
執筆にアプリや文章作成ソフトも使わない理由はこれが大きいです

わたしはガラケー時代から、携帯電話で小説を書くことができません
そもそもパソコンで執筆をしている理由がとにもかくにも「それが一番早いから」
携帯電話でちまちまと文章を打っていると指が追いつかなくなってイライラしてしまいます笑
フリック入力? 知らない子ですね……

パソコンやポメラを開けないときは専らプロット作りに専念しています
スマートフォンで使っているアプリはこれまた「メモ帳」です

コモレビ様の「シンプルメモ帳」を愛用しています

こちらのアプリの素晴らしいところは、メモ帳を閉じることで保存ができることです
書きっぱなしでアプリを閉じたり、別の画面を確認したりしているうちに保存を忘れる、ということもなく、うっかり事故をしやすいわたしには最高の仕様です。作者様は天才

余計な機能もないので、気も散らずにプロット作りに専念できます
できあがったプロットはコピーしてGmailに下書き保存しています
次にパソコンを開いたときに下書きからメモ帳にコピーをして、肉付けをする……という方法でここのところは文章を書いています


辞書

辞書は紙派です! と言い切りたいところですが、ネット検索と半々くらいで使っています
辞書を使うのは主に言い換え
似たような表現が続いて、ここをもっと例えを使って表現したいなと感じたときは、言葉の意味から見直すようにしています

福武国語辞典さんを学生の頃から使っています。進研ゼミっ子だったので信頼のベネッセさん
辞書は古ければ古いほどいいですね。言葉は次々と生まれて入れ替わっていきますが、普段は使わないような表現を使って遊ぶのも趣味文章書きの楽しいところ

校正や漢字の開きは、検索エンジンに単語を入力します
似たような悩みを抱えている方は大勢いるので、「〇〇達、〇〇たち、正しいのはどっち?」のようなサイトがすぐにひっかかります
すでに誤った意味が主流になってしまっている言葉や、その言葉を受けて感じるイメージなどの確認にもネットの知恵は役立ちます
わたしは微妙だと感じたら、その言葉を使わないようにしています。言葉の素敵なところは、いくらでも他の言葉に言い換えることができることですね


BGM

CD派です!!!
音楽系のサブスクリプションはあまり使っておりません
昔からソニーのウォークマンにお世話になっているので、CDやDL音源を購入して、プレイヤーに取り込んで、ウォークマンで聞く、というのが主流です

持っているCDはプレイヤーに入っているので、そこからランダムに再生してBGMにしております。パソコンの動作が重くなるので執筆中はYouTubeも開かないようにしています

以前はラジオを一日中流しっぱなしにしていたのですが、コロナ禍やオリンピックの開催を経て「他人の行動や思考」を見聞きするのがすっかり苦手になってしまいました……
どうしてもあの人は毎日楽しそうにライブに行ってるのに、自分は行けない、みたいな状況が起こってしまうので、まだそこは以前の状態にもどれていない部分です

おかげでわたしはどんなに色々浮気をしてもR&Bが好きだし、ゴスペラーズが好きだという発見をしました。なんならそれしか好きじゃないみたいなところある


以上、つらつらと書かせていただきました
こういう自分ルールやこだわっている部分の話ってなんぼあってもいいですよね
次回は文章作成時のルールや楽しさなんかを語りたいと思います

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