見出し画像

ウルグアイの歩き方 その3 モンテビデオ交通編


はじめに

 首都モンテビデオでは網の目のように路線バスが走り市民の足となっています。治安もよい国ですので安心して利用することができます。また物価の高いウルグアイでは節約するためには必須の移動手段です。

montevidoのバス 写真元は次のニュース記事より
https://www.elobservador.com.uy/nota/imm-lanzo-prueba-con-camaras-en-omnibus-para-fiscalizar-vehiculos-que-anden-por-carriles-solo-bus-202161175534

STMカードを手に入れよう

 STMカードとは日本のSUICAのようなもので首都を網の目のように走るバスを乗りこなすのに必須アイテムです。というのも現金で乗るより安く、乗車もスムーズだからです。カード自体は街中を歩けばすぐに目に入るAbitab(両替もやっているお店)で入手できます。カード発行にはパスポート情報が必要です。わたしはスマホに保存していたパスポートの写真を見せて発行してもらいました。こちらのお店でチャージもできます。
 1回の乗車で50-70ペソですので200ほどチャージしました。

Abitabでカードを入手(写真はAbitab社のHPより)

Moovitをインストールしよう

 Googleマップは微妙に乗り場がずれていたりします。おすすめなのはMoovitというアプリで乗り場やバスの番号も正確にでます。ただし、無料版は広告が多く、乗る直前に合っているか確認しようとした際に広告の画面から切り替わらず焦ったこともあります。Googleマップでの検索も今後進化していくと思いますので併用するとよいかと思います。

乗り場の看板でバス番号を確認しよう

 ウルグアイはどれだけ近くても番号と対応してない停留所にはその番号は止まってくれません。看板を見て確かめましょう。

手を挙げて止めます

 ウルグアイのバスはだまって立っていても止まってくれません、乗ることを手をあげてアピールしましょう。

運転手に通常利用か2時間利用かを伝えます

 モンテビデオのバスは通常利用(1時間以内であれば2回まで乗り継ぎができるもの)と2時間利用(2時間以内なら乗り降り自由)の2つがあります。自分の予定に合わせて伝えましょう。

STMカードをかざします

 運転手さんが入力したらカードをタッチします。2024年1月5日から値上げがあり、通常利用で42ペソ(STMカード利用時 現金の場合は52ペソ)、2時間利用は67ペソくらいだったかと記憶しています。レシート件チケットをもらえますのでなくさないようにしましょう。残高やかかった料金も確認できます。

アプリを見ながら降車場所をチェック

 車内アナウンスはありません。地図アプリなどを見ながら降りたい場所のの一個手前のバス停を過ぎたら席を立ち、出口前で降車ボタンを押すと止まってくれます。

Moovitの画面 現在地情報も表示されます

おわりに

 ウルグアイのタクシーやUberは高いので公共バスを使いこなすとかなりの節約になります。2時間券には対応しているバスで利用など簡単な決まりがあり、実際に使うと、この色のバスでは使えないなど言われることもありますがあせらず、その停留所でまって他のバスに改めて聞いてみましょう。

前記事

次記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?