仕事に求める価値

は、何なのかを考えてみた。
「儲けたいか」、と聞かれると「儲けたい」だが、今以上の給料は、そこまで求めていない。
「ワークライフバランスを重視しているのか」と聞かれると「重視したい」だが、優先順位はそこまで高くない。自分の裁量でなんとかできることはなんとかしたい。
「やりがいが大事か」と聞かれると、「やりがいが大事」と思う。おそらく、これが一番大事だ。
「今の職場にやりがいを感じているか」と聞かれると、「感じている」だ。では、今までのやりがいを仕事はどのような仕事か。振り返ってみた。コロナ対応やある先進業務に専属従事、そして今である。共通するのは、「様々な職種の人と、一から作り上げていく業務」である。これが一番面白い。
まず、自分の知る世界以外のことを学べることだ。私は、「違い」を絶対に否定しない。自分が絶対的に正しいとも思ってもいないし、また自分が所属する組織の価値観が普遍的な価値観を持っているとも思わない。多様な価値観を包含することが、新しい働き方だ。

 しかし、「多様な価値観を・・・」というお題目はいろんなところで囁かれているが、果たして実践できている人や組織はあるのだろうか。違いを否定し反目し、不必要な緊張関係に陥っている、そんな部署はいくらでもある。「そんなの、おかれている立場によって、価値観は変わるだろう」と私個人は理解できるが、組織はそれを飲み込めない。

不毛だ。

ただ、私がやりがいを感じた部署では、「待ったなし」で事業に取り組まなければない業務が共通する。職種や価値観を超えてミッションに取り組むことが求められている。そしてそのようなフェーズであればこそ、私が生きる気がする。

順境では死に、逆境でこそ生きる。格好よく言えばそうなるが、ただ、決められたことを決められたようにすることが苦手なだけ。決めるべきことを決めて、無人の荒野をゴリゴリ行く、それが私の潜在意識のなかで理想とする働き方なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?