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アメリカ経由でカナダへ渡航なのにESTAの申請を失念した結果

カナダのワーホリビザは、諸々書類を準備してHPから申請後、1週間で許可が降りた。その後バイオメトリクス申請の予約をして指紋を登録し、かなりとんとん拍子でカナダへの渡航が可能になった。

就職先の寿司屋からこの日までにきて欲しいと言われていたので、本当はもっと遅めに行きたかったが、ビザの許可が降りてから1か月半後くらいに行くことになった。
航空券を取り、空港へ行った。発券をしていると案内係の方にESTAは取ったか?と聞かれた。
ESTA?何それ・・・
わたしのリサーチ不足によりアメリカに行く時はたとえトランジットによる入国だったとしてもESTAと言う電子渡航申請システムに登録する必要があった。わたしはアメリカ経由でカナダに入国する予定だったので、必要だったのだ。航空チケットを購入するときにそれを教えて欲しかった。
焦ってESTAについて調べていると、申請して承認が降りるまでに2日かかった人もいれば1時間でできた人もいるという、まさに運であった。
このままだと今日、日本を出ることができないかもしれないと焦りながらエアカナダの職員に相談すると、予定通りの飛行機に乗れないとなると次の飛行機はこれですね、と70万くらいする航空チケットを勧められた。
最悪この道かと絶望しながらとにかくESTAの申請をした。
待ってる間航空内でご飯を食べたりしたけど、何度もスマホを確認して気が気じゃ無かったためほとんど味がしなかった。
14時までに承認が降りなかったらもう飛行機に間に合わない。と言う状況だったが、なんと13時半過ぎくらいに承認が降りたのだ・・・!

申請後1時間半後くらいにESTAのアプリに「APPROVED」の文字が現れた。
ESTAの申請は代行業者とESTAのHPが混ざっており、とにかく急いでいたので最初代行業者に申請をしてしまったが、代行業者だったことに気づき、ESTAのHPから再度申請をした。代行業者は手数料以外はすぐに返金してくれた。ここまででもう20分くらいは時間を食ってたと思う。
ESTAの有効期限は申請してからパスポートが変わらない限り2年有効。

そんなこんなで運が味方をしてくれ、急いで搭乗手続きをして重すぎてタイヤが2つ壊れたスーツケースを引きずりながら走って走って飛行機へ向かった。わたしが最後だったのか案内放送でわたしの名前が呼ばれていた。
そしてわたしは予定通りの飛行機に乗ることができたのだった。



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