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壱岐 iki に魅せられた私の物語 第1話

壱岐に魅せられて5年。
今、私は壱岐の「関係人口」として生きています。

「関係人口」という言葉も知らなかった私が、5年前に愛知から東京に転勤してきて、どうして壱岐の関係人口になったのか。
壱岐をきっかけに多様な人々との関係が繋がり、どのように自分の人生が変わっていったのか。
副業も始め、壱岐で家を借りて、別荘兼一棟貸しを準備するまでに至った私の物語を、少しずつ整理しながら記していきたいと思います。

丸の内プラチナ大学 逆参勤交代コースとの出会い 2019.5.27

大手町の大手門タワー・ENEOSビル1階に、産官学民とのパートナーシップを図り、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアのまちづくり推進や各種イベントの開催など、さまざまな活動を行っている「3×3Lab Future」という素敵なコラボレーション・スペースがあります。

ここを運営する一般社団法人エコッツェリア協会は、丸の内プラチナ大学というビジネスパーソンを対象としたキャリア講座を提供しています。
この講座では、創造性を高め、人とつながることで、組織での再活躍のほか、起業や地域・社会貢献など、受講生の様々な可能性を広げるプログラムが組まれています。

そして、Yahoo「Lodge」で、運命の出会いとなった三菱総研の松田智生氏は、丸の内プラチナ大学の講座の一つとして、「逆参勤交代コース」を主宰されています。

2019年5月27日、私は、コラボレーションスペース「3×3Lab Future」の物珍しさも手伝って、好奇心で、丸の内プラチナ大学のオリエンテーションに足を運びました。

松田氏は、江戸時代、江戸と地方を結ぶ街道が整備され、江戸に藩邸が整備されて街が形成され、地方から江戸への人の流れを創りあげた「参勤交代」になぞらえ、令和の時代の新たな社会システムとして、「逆参勤交代」を提唱し、「逆参勤交代コース」では、その実装に向けたトライアルを仕掛けていきたいと、熱く語られました。

出典:MRI 松田智生 主席研究員 チーフ・プロデューサー 
「逆参勤交代で加速する働き方改革と生き方改革」

都市と地方で、人材の争奪ではなく共有を図り、都市生活者が地方での期間限定型滞在、すなわち逆参勤交代者として地域の課題解決に参加することが、人口減少社会の日本における一つの処方箋だと主張されました。

さらに、松田氏は、「リモートワーク」と「バケーション」の組み合わので「ワーケーション」に対し、疑問を呈し、「逆参勤交代」では、以下の4つの要素を重視しています。

  • Communication(地域の人々との交流)

  • Education(相互の学び)

  • Contribution(地域への貢献)

  • Innovation(事業創造)

これらの要素を大事にし、脱・バケーション型ワーケーションこそが重要であり、逆参勤交代の本質であると訴えます。

観光以上、定住未満の関係人口がこれからの地方の時代を創る」
人口減少社会の日本では、都市と地方で人材をシェアしていく発想は理にかなっている!
「逆参勤交代」は日本を救うコンセプトになりうる。
私は、心が揺さぶられました。

ところで、
私は、その一員になれるのだろうか?
話だけでは分からない。
現地現物で自ら確かめてみたい。

そして、19年7月10日の丸の内プラチナ大学 逆参勤交代コースのトライアル逆参勤交代フィールドワークの説明会へと、私の心は向かっていきました。

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