運動、栄養、休養のサイクルが大事


朝刊に肥満症の治療「最後の手」胃を一部切除の記事。
「痩せないのは自分の意志が弱いせいだ・・・」

40代の女性、ダイエットに取り組んでは、リバンドを繰り返す。身長155cm体重112kgの高度肥満症 BMI46.6

14年に保険適用された胃の一部切除の手術を受けた。一時は64kgになり血液検査の数値も改善された。女性は今、70kg前後を維持している。しかし医師からは「手術は最後の手段で、減量のきっかけに過ぎない。手術後も適切な食事や運動を続けて行くことが大切です」と言われている。

岩手医科大などで胃切除術をした患者322人の追跡調査した結果、2年後に15%以上体重が減少していない人が約7%いる、とのこと。以下の基準が保険適用になる。

手術適応
・年齢が18歳から65歳までの原発性(一次性)肥満
・内科的治療を受けるも十分な効果が得られず、次のいずれかの条件を満たすもの。
1) 減量が主目的の手術適応は、BMI35 kg/㎡以上であること。
2) 併存疾患(糖尿病、高血圧、脂質異常症、肝機能障害、睡眠時無呼吸症候群など)治療が主目的の手術(適応は、BMI32 kg/㎡以上であること。

結論 
①なるべく体を動かす(運動習慣)
②食べ過ぎない(栄養を意識)
③しっかり休む(休養)
が大切であるということ
大切な人を悲しませないよう、健康寿命を伸ばそう。

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