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遠くに遠くに投げ捨てた夜の言葉


NHKスペシャルの山口一郎さんを見て
絶対あの空間にいたい!と思い
sold outであきらめていたチケを改めて探し
サカナクション完全復活ツアーturn in仙台ゼビオアリーナ2日目に行ってきました


サカナクションのライブを見るのはワンマンとフェスで5回目くらい?
魚民と名乗るにはまだまだな気がしてしまうけど大好きなバンドです

出会いはアルクアラウンド

それから心の痛みと
大切なお別れのときには
いつも一緒にいてくれたサカナの曲たち

ライブで踊った記憶で
また踊りたくなるサカナの曲たち


好きな曲はたくさんあるけど
最近特にボイルが沁みる

少し話は変わるけど
noteを始めてからこんなにも言葉で表現できる人たちがいることを知ったんだけど

わたしは
言葉にできないことは無理やり言葉にしてしまうと安っぽくなってしまうから
無理に言葉にしないでおこう
体験として味わおう
覚えておこう
そういうタイプだったので
こんなにも言葉を使って語れる人たちがいることに衝撃を受けました

それから言葉について考えるようになった

そういえば山口一郎さんもすごい表現力の人だった
この感性を持っていたら生きづらさを生むだろうなって感じていた
(生きづらさを生むって表現なんだろう

サカナを聞くときはリスペクトと心の痛みが勝手に共鳴するようなそんな気持ちがあった

うつ病とともに復活したサカナクション
どうか無理しないで
きつければ当日公演休止でいいからねって思っていたけど
これでやっていくんだって覚悟みたいなものをビシビシ感じて
とても力強かった

バンドのこれまでの2年間を思った
山口一郎の2年間を思った

こんな大勢の人たちの心を動かす音楽を作り
実際にメンバーやスタッフを動かすバンドのフロントマンとして
どれだけの何かを背負ってどんな気持ちで過ごしていたんだろう

ライブ中踊りながら
終始笑って泣いていた

この空間にいたかった
いれてよかった

そしてボイル!生のボイル!

山口一郎が紡ぐ言葉が
音にのって遠くまで遠くまで

ライズしたよ私の心が
ライズしたんだ


完全復活おめでとう
どうかどうか体に気をつけて
気をつけてたってうまくいかないことだってあるし
気をつけすぎて繊細になって動き出せないことだってあるし
そんな難しい日々を送りながら
届けてくれた音楽をこれからも大切にするからね

ありがとうサカナクション🐟



↓一気に歌うところで拍手が沸いた

荒れてる心と手を繋いで書き続ける
能率の次 論理 忘れた心で書く
終わらないと焦りが出る
広い沖の船の上で眠る僕の心 漂う霧みたいな不安を
黒い鉛筆かペンでノートに自由に書く
情景描写 嘘の意味や不安になりそうな夜の音
いきなり告げられる深い別れとか泣いているだけの君
言葉で今繋げるから

サカナクション『ボイル』



この空間にいれたことにありがとう


レポートかけてよかった
足りないけどなんとか言葉にしてみてよかった

ありがとうございました!

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