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台風襲来に備えて、避難用品を確認したのだが....

台風10号が接近している。トップ画像はYahoo天気に掲載された本日12時時点での進路予想だ。

現在は日本の南の洋上にあり、現時点での勢力は中心気圧980hpa、最大風速は35m/sだが、今後さらに勢力を拡大し、最終的には最大風速60m/sにも達する可能性があるとのこと。

最近の大型台風といえば、2018年の台風21号だ。強風で流されたタンカーが関西国際空港の連絡橋に衝突して、連絡橋が大きく損傷した映像は記憶に新しい。

この台風21号の関西国際空港付近での最大風速が46.5m/sだったのに対して、今回の台風10号はこれを上回る強風の恐れがあるとのこと。近年は、台風といってもそれほど緊迫感を感じなかったが、さすがに呑気で腰の重い私も今回は心だけではなく、身の回りの準備をしておかないといけないと思い立った。

ちなみに、私が住んでいる地域は川の近くで、なおかつ農業用水が近くを通っていることから、川が氾濫した場合には5mから10mの水位に達する、と市のハザードマップに記されている。10mといえば、2階建ての我が家は丸ごと水の中になってしまう。

まさか、そんなことにはならないだろうとたかを括っているのだが、昨今の異常気象ではそんなことも言っておられない。何と言っても大きな水害が発生するたびに、「ここに何十年も住んでいるがこんなことは初めてだ」という住民の方の声が放映されている。

私たちがここに住む前には、「何十年と住んでいるが、水害にはあったことがない」と言う住民の方の言葉を信頼したわけだが、いつその何十年に一度の最初の1日にならないとも限らない。何と言っても100年に一度の災害が発生しているのだから。

そんな長い前置きをしたくなるくらい、気持ちが動揺した私は、そそくさと避難用品の確認をすることにした。「確認」と書いたが、実は数年前から避難用品は準備している。覚えていないが、もしかすると台風21号の際かもしれない。

避難用品のはいったバックパック

避難用品は可能な限り、バックパックに入れて保管している。バックパックの容量は覚えていないが、頑張ればナビが入れる…かもしれない容量。

さて、中身は、

バックパックの中身

これだけだと避難期間は精々1日が限界だが、とりあえずの最低限必要な用品はあるだろう。

今回は、有効期限があるものの確認を行なった。まずは非常食と水はいずれも2028年までで大丈夫。そして、マスクとウェットティッシュは有効期限があるようなないようなものだが、一応交換しておいた。ヘッドライトの電池は少し前に交換しているので、問題なし。

背負った様子

背負ってみると、ベルトをちゃんと閉めると体にフィットして、重さをあまり感じない。重量を測ってみると7.5kgだった。

しかし雨の中、背負って移動するのは危険だ。それに我が家にはナビがいる。結局いざ避難となると、早めに車に積み込んで、車で移動せざるを得ない。ただし、車での移動は冠水するとできないし、タイミングを考えないと混雑して動けなくなってしまい危険だ。

避難所開設と同時くらいに移動しないと難しいかもしれない。そんな早いタイミングで思い切れるかどうか。その時の風雨の状況にもよるが、結局は踏ん切れずに、そわそわしている間に手遅れになり、2階に避難する気がする。

されど、ハザードマップでの水位は10m….。警戒レベル4が発令されたら、迷わず避難所に移動を開始するのが正解だろうか。あるいは、車での避難を前提なので、避難に時間を要する対象者への避難指示である、警戒レベル3で避難すべきだろうか。

ん….悩む。

何よりも台風10号の勢力が、予想に反してそれほど大きくならないことを、まずは祈るばかりだ。



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