犬連れ旅 車中泊編
「犬連れ旅」の記事で紹介した「旬香」は、年に1度か2度しか利用しない贅沢な旅なのであり、我が家の旅行は基本車中泊である。
闘病日記には書かなかったが、昨年も悪性リンパ腫が見つかる前に淡路島へ、そして抗がん剤治療が開始される前には、元気な今のうちにと思い、氷見まで出かけた。
淡路島は自宅から近いこともあり、数年前から頻繁に出かけている。宿泊するのは淡路サービスエリアに隣接するハイウェイオアシスである。お風呂は「美湯 松帆の郷」があり、ここの露天風呂からの明石大橋は絶景である。
一方氷見は遠方ではあるが、富山湾の向こうにそびえる立山連峰が望める道の駅「ひみ番屋街」に泊まる。大型の銭湯が隣接しておりゆったりとお風呂に入り、朝食には氷見「魚市場食堂」の「絶品」海鮮丼が食べられる。
(twitter Xで確認すると「ひみ番屋街」と「魚市場食堂」は地震の被害を免れて営業をしているようだった。)
そもそも我が家の車中泊は、2012年の四万十川から始まる。ちょうどミニバンを購入したのを機に、布団を積み込んで、以前から一度行ってみたかった四万十川まで出かけたのが最初である。その時にはナビの前に一緒に暮らしたバディーは既に他界していた。
その後、ナビを迎えてからは、犬連れだと一般の宿に泊まることができないこともあり、我が家の車中泊は加速することになる。年に2回の四万十川に加えて中国地方、九州へと頻繁に出かけた。
そして、現在のミニバンは当時のようにフルフラットにならないために、退職を迎えたのを機に、快適な車中泊のために手を加えたのが、ナビの悪性リンパ腫がわかる1ヶ月前だったのである。
セカンドシートがキャプテンシートであり、へこみをなくすためにスノコを自作した。
さらに窓のカーテンを製作する。
そして、こんな感じになる。
今は寒くて車中泊はできないが、春になり、そしてナビが元気だったら、今度はもっと東の方に行ってみよう。
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