見出し画像

イオンでの買い物がやめられない二つの理由

昨日の夜、イオンが2025年2月度決算で売上高初の10兆円越えを達成し、さらに営業利益も過去最高になる見込みであるというニュースが流れた。

定年退職を迎えてからというもの、我が家はイオンのPB(プラベート・ブランド)商品に常々お世話になっている。今回の好調な経営状況の発表は、更なる価格値下げなどに期待が持てて、とてもうれしいニュースである。

ところで、我が家がイオンのお世話になっているのは、実はPB商品が安いからだけではない。そこには、「住友生命の陰謀」と「私のせっかちな性格」という二つの理由があった。


住友生命の陰謀

Vitalityとは

定年退職後に保険の契約内容を見直したことは、すでに投稿している通りである。

そしてその際に、「Vitality」という住友生命の健康増進プログラムに参加した。

Vitality

契約者が健康であれば保険会社は保険金を支払う必要がない。つまり契約者は増健、保険会社は増益という双方にメリットがあるプログラムというわけだ。

健康診断の受診やアクティビティー(運動)など、契約者が健康増進のための活動をすることでポイントが加算され、獲得ポイント数によってステータスがあがる。

そしてステータスに伴って、保険料金が減額されるというものである。もちろん何もしないと増額されるが、健康診断を受診するだけで増減なしのステータスが得られる。

ヘルシーフード購入金額の還元

また、さまざまはリワード(得点)が用意されており、その中の一つがイオンとのコラボレーションによるものなのだ。

以下の投稿でも少し触れているが、イオンモールで野菜や肉、乳製品などのヘルシーフードを購入すると購入金額に対する一定割合の金額が毎月還元される。

還元割合は、何もしなくても10%、さらに健康診断の項目などに基づいて最大25%になる。通常の健康診断を毎年受診していれば25%が還元されると思ってまちがいない。購入金額の上限は月額1万円なので、最大で2,500円が還元されることになる。

ちなみに、我が家の場合だと毎月のヘルシーフード購入金額はほぼ1万円なので、ほぼ毎月2,500円の還元を受けている。年金生活者にとってこの金額はバカにできない。

せっかちな性格を満足してくれる「レジゴー」

諦めが早くなったことは他の投稿で書いたが、諦めは早くなったものの、性格はせっかちである。

例えばレジに並ぶのであれば、できるだけ列が短いレジに並ぶ。どの列も長いのであれば仕方ない、と苦痛なく諦めることができるようになった、というわけなのだ。

レジゴーとは

そんな私の性格にぴったりのシステムがイオンの導入した「レジゴー」だ。

レジゴー

このシステムは、買い物をしながら商品価格を読み取っていく。要するに、現在では一般的になったセルフレジが買い物をしながらできるのである。

読み取りには店舗が用意しているスマートフォン型端末を使用するが、個人のスマートフォンでもアプリをインストールすれば使用することができる。

私の場合はiPhone 12 miniだが、店舗の端末に比べるとバーコードの読み取りがスムーズにできる(気がする)。したがって、もっぱら自分のスマートフォンを使っている。

全ての買い物が終了すると、レジゴー専用の精算機で支払いをする。精算エリアの入り口にQRコードがあるので、それを端末やスマートフォンで読み込むと精算機番号が指示される。

私が利用しているイオンモールには精算機が3機しかなく、最初はこんな数で足りるのかと疑問だった。ところが、今までに半年以上利用しているが、入り口で待ったことはほぼない。

レジゴーの利用者が少ないのかというとそんなことはなく、あちらこちらで読み取り音がしているので、結構な人数が利用しているはずだ。

結局は支払いに必要な時間がが非常に短いので、たった3機で事足りるということだろう。確かに私の場合であれば30秒くらいで終わってしまう。

「レジゴー」の万引き対策は?

ところで、このシステムで誰もが懸念するのが万引き対策である。

Web上にも関連記事がいくつかあり、防犯カメラを増設しているとか、監視員が目を光らせている、あるいは抜き打ちで調べられるなどと書かれている。しかし実際の仕組みはわからない。ただ、私が利用する店舗では、何もしていないような印象を受ける。

あえていうなら、支払い時に、支払い機番号が指定されると同時に購入品の点数が読み上げられるので、意外とこれが抑制効果になっているのかもしれない。大量に購入しているのに、数点しかないと言われれば、怪しまれる。

個人的には、数点の万引きや読み取り忘れなどは、収益にはそれほどのインパクトがないので、ある意味必要経費と割り切っているのだろう、と納得している。

最後に

近隣に新たにできるイオンモールを見ていると、その勢いの凄まじさに驚かされる。

今回取り上げた、多様な業種とのコラボレーションや一歩先ゆく利便性に加えて、充実したプレイベートブランドや、広大なモール内に展開する店舗数の多さと多様さなど、これからもイオンの快進撃は続きそうである。(しらんけど)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?