洗脳、陰謀、検閲。この三つはいかなる時代でもなされるものさ
現代の闇?別に今だけに限らんよ?
自虐史観って言葉を聞かないかい?
自国の歴史を責めながら見ること。それが自虐史観と呼ばれるものってわけだな。
それでよ、今の歴史教育はダメだっていう主張をする奴は、自虐史観という言葉を使う。おそらくこんな感じの話をするのだろう。
「日本は素晴らしい国なのに、GHQが手を出してきて自国の歴史がまるで悪い国のように語られてる」
日本が素晴らしい国であることは確かやろうよ。GHQがしゃしゃり出て、この国のしっちゃかめっちゃかにしたこともその通り。 今の歴史教育が、自分の国を誇れないような教え方をしてるのもそう。
言いたいことはよく分かるんよ。
ただな、今が悪くて過去がいいかっていうと、必ずしもそうは言い切れない。そのことを忘れちゃいかんと思うわけよ。
歴史教育とは洗脳のこと
そもそも論ではあるが、教育は洗脳だってことを忘れるなよ?どの時代だろうか、この原理は変わらない。
この洗脳が自らのためになることもあり、またそうじゃない時もあるわけだな。
いかなるものにも、害と益の二つに分けることができる。んで、そのどちらに傾くかによって評価が分かれるわけで。
自分は、現代の教育より江戸時代の教育の方が優れてると思う。
たまに「学校で教育を受ける必要なんかない」って主張するやつがいる。正直、一理あるって思ってるよ。
でもさ、そういう奴は、自分が学校から恩恵を受けているってことをなぜか忘れがちなんよな。
読み書き、算数。最低でも、これを強制的に習得させられるってのは間違いない大きなアドバンテージやろ。
弊害の方が上回ってたとしても、何一つとして実利がないと断ずるのは虫がよすぎやせんかい?
ま、富国強兵の実現のためにスタートした近代教育は、優秀な労働者の育成。同時に強兵を養い、軍国にするためのものでもある。
戦前、それは第二次世界大戦が始まる以前を指す言葉やね。当時の歴史教育で意識されていることはな……。
お国のために命を散らすことは素晴らしい。
日本は小さいが、偉大な国である。
天皇は万世1系により存続した由緒ある皇室。
今の歴史教育も大概やけどさ、当時の歴史教育もどうかと思うの。マジで。
ゴリッゴリの国民主義に、ちゃっかり天皇制の捏造。万世1系なんてのは明治政府が無理くり作った概念であって、事実じゃないんよ。
もういっそ清々しいね!
陰謀?そんなもんいつでも渦巻いとるわ
日本の近代教育は富国強兵のため。
経済を盛り立てて、強い軍を持つ。そのための教育を行なったわけよ。
明治時代以降、日本が軍国主義と化してったのは偶然じゃない。第二次世界大戦前、貧富の差が極端に分かれたのも偶然なんかじゃない。
明治政府の目指した理想が、ただ現実になっただけのお話やからな。
陰謀は、『コッソリ悪いことを企む』…という意味らしい。あのなぁ、そんなもんいつでも行われてるよ?
例えば・・・。なぁ、君。国譲りって聞いたことないか?
日本神話に出てくるお話でかつ、天皇(天照の子孫)が日本を支配する根拠でもあるわけやんなけどさ。
あらすじを一言で言うなら、
「オオクニヌシが支配してた豊葦原水穂国(日本列島)をアマテラスの子供に譲った話」
こーいう風になる。ちなみに、豊葦原水穂国というのは、みずみずしい稲の穂がみのっている国という意味。すごく豊かな国って考えたらいいんじゃないかね。
ともあれ、実際はこんな穏やかな出来事じゃないで。恐らくやけど、国譲り事件の真相って、
「オオクニヌシが支配してた豊葦原水穂国(日本列島)をアマテラスの子供が奪った話」
考えてみーよ。自分が治めてる国を、誰かに「ちょうだい♡」って言われて渡すか?普通。
天皇の先祖がすごく豊かなオオクニヌシの国を欲しがって、力に物をいわせて奪い取った。あるいは騙しとった。よって、天皇の先祖のものとなった。
これが真相じゃないかね?
あくまで推測やけど。
余談だが、出雲大社に祀られた神の一柱にオオクニヌシがおる。なんやけど、どうも妙なんだな。
というのもだ、参拝者が神座で拝む時、参拝者はオオクニヌシの正面を拝むことは叶わない。なぜか、オオクニヌシの像は正面から見て横を向くように設計されてるからね。
そして、大変珍しいことに出雲大社の参拝マナーは「二礼、四拍手、一拝」。
四拍手というのがキモなんだな。全国的にかなり珍しい。その上、四って、死とも呼べる不吉な数字じゃない?
さらに、しめ縄あるやん。
出雲大社のしめ縄は右巻きなんだよな。他は基本左なのに。
世界的に、死者の持ち物は現世の持ち物と向きを逆にするそうな。おやぁ?
出雲大社の最高の神官は、出雲国造である。んで、出雲国造は天皇に次ぐ名家なんよ。なぜなら、出雲国造の祖先はアメノホヒ。アメノホヒはアマテラスの子供である。
つまり、出雲国造と天皇は同じ祖先を持ってるってこった。
加えて、黄泉比良坂というのが日本神話に出てくる。あの世とこの世の境目のことなんやけどさぁ、なんと出雲にあるって古事記で書かれてるんよね。
国譲りがなったあと、オオクニヌシは「この世の顕事に口を出さないよう、とこしえに隠れた」
要は、黄泉の国へ追いやられたってこと。
さあ、結論を書いてみるよ。
アマテラスの子孫である出雲国造が、オオクニヌシをあの世に封じ込め続けるために作られたのが出雲大社なんじゃない?
自らの支配を盤石にするために、こんな恐ろしい企み事をするなんて恐れ入るね。
検閲は今も昔も存在する
YouTubeで地球温暖化やフラットアースの動画を投稿すると、消されたり、動画の内容が嘘だと言わんばかりのテロップが付いたりする。
コロコロティーナ対策のバカらしさや、ワックチーンの副作用や危険性、治験データが揃っていなかったという情報が表に出なかったりナドナド。
まー、今日も元気に言論統制がお仕事してるわけだな。
でも、言論統制は日本がポツダム宣言を受けてからもされてた。戦時中だって、日本の敗北が放送されることはなかったよ。
そもそも教科書検定制度の始まり自体、ルソーの思想が広がることに文部省がビビり散らかしたからである。
ちなみに、欧米諸国では検定制度なんてものはなかったりする。あるのは社会主義国か発展途上国くらいだったり。
最後に
今、この世の中には問題とされるものがいっぱいあるわけだ。でもな、それは過去にもあったし、存外、今に通じるものも多い。
だから、人は歴史を知るべきなんだろうね。つくづくそう思うよ。
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