洒落怖

昔から怪談が好きで、今でも怖い系のYou Tubeをよく見てます。

10年以上前に2ちゃんねるに実体験として投稿された「洒落にならないくらい怖い話」がYou Tubeで紹介されていて、懐かしいな〜と思って再読しました。
「リゾートバイト」とか「地下の丸穴」とか
「禁后（パンドラ）」「裏S区」とか。
有名ですよね。

　実体験として投稿されているのですが、どうも創作らしいですね。しかし、改めて読んでみるとなかなか引き込まれますね。
2ちゃんねるといえども文字数は軽く２万を超えてるんですね。もはや短編小説です。

どれもこれも、ちゃんと情景が浮かぶくらい細かく描写されてます。ライターをかじってる人が書いたのかな？と思うくらい。
もしくは、本当に実体験なんじゃないかとすら思ってしまいます。でなければ、普通2万文字に及ぶ文章なんて書けないよなあ…なんて思ってしまいました。

「リゾートバイト」とか、雨月物語の「吉備津の釜」っぽくて王道ジャパニーズホラーです。読みごたえ抜群です。

実話怪談ならではの、謎が謎のままで終わるエンディングとか、その時に感じた事が本当に率直かつリアルに書かれているのが良いですね。想像力が掻き立てられます。小説とはまた違う魅力があっていいですね。

しばらくは色々と読んでしまいそうな予感がします。笑