僕がスーパーを辞めたワケPart.2 ~エスケープ~
さて、前章で上司ガチャで盛大にハズレを引いてしまった僕はその後も分からないことだらけの中、とにかく毎日必死だったが、結局毎日コテンパンにされていた。
ここまで怒られるものなのだろうか?
社会人とはこんなものなのか?
でも他の同期はそうでもない気がする。
やはり僕が努力不足なのか?
僕の出来が悪いのか?
自問自答の日々が続いた。
そんな中、体に異変が起こり始める。
体調がおかしい。。。
とにかく体がだるくてしょうがない。おまけに激しい下痢が続いた。
一度早退したが、こんな不調の日が約1か月続いた。
休みの日の夜が一番精神的に弱い。
次の日、そして上司のことを思うだけで憂鬱になる。心の声が聞こえた。
行きたくない・・・
情けない話だが、体中の細胞が職場にいくことを拒否していたのだ。
縁起でもないが、日曜の夜に〇殺者が多いのもこの時なら大いにうなずけた。
この不調が、体調によるものなのか精神的なものなのかわからなかった。おそらく両方だとは思うが、8割は精神的なものであろう。
そんなある日、僕は仕事行きの電車である事をひらめいた。
そう、部署転換である。
その会社では最初の何か月か働いてその後正式に本配属になる。
ほとんどの人はその最初に配属された部署にそのまま残るが、ここで本配属になってしまう前に部署を変えてもらうのはどうか?
という事を閃いてしまったのである。
上手くいくか、できるかどうかはわからない。今は試用期間だ。最悪の場合「適正に合わない」とここで会社に三下り半を突き付けられる可能性もある。
しかし、やるしかない。体中の細胞が拒否してるのだ。ここでの撤退は死を意味していた。
ー続くー
次章
僕がスーパーを辞めたワケPart.3
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