ハッピーネコちゃん

外で暮らす猫の過酷な生活と、ご飯をあげる人々の苦労を聞き、自分には何ができるかと考えた…

ハッピーネコちゃん

外で暮らす猫の過酷な生活と、ご飯をあげる人々の苦労を聞き、自分には何ができるかと考えたのが20年前。地域猫活動推進ボランティアとなり、多くの猫と人に接する機会を持ちました。活動は辛い事の連続でしたが、無邪気な猫の力を貰いながら頑張りました。全て経験を元に書いております。

最近の記事

猫の神様が降りてくる・その2

気の合う猫友達が一人います。一緒に猫ボラ活動を行っていた時期があり、当然、彼女も多頭飼育となりました。仲間となった最初の頃に、保護依頼を電話で受けて、どうするか悩んでいる私に言いました。私の自宅には、すでに30匹。普通は悩みます。 「とりあえず保護でしょう。保護してから考えましょうよ」 私の活動方針は「保護と決めたら、何があっても保護」の一つだけ。 単純な私は、この二つの融合で、迷いは完全に消え、突っ走りました。 今、猫友も60歳を過ぎました。しばらく会わない時期があって、ご

    • 猫の神様が降りてくる・その1

      よく有る話をいたしましょう。飼い主のいない猫のためのボランティア活動を行う人の多くが、多頭飼育者となっている現実が有ります。私の場合は「10(匹)20(匹)は当たり前!30超えたら感覚麻痺!」と、豪語していた結果です。多頭飼いとなった理由。健全な猫ボラさん達には、キッカケがあります。猫に対して、あまり興味のなかった私のキッカケは、衝撃的な出会いがあったからです。 当時、バブル崩壊後でしたが仕事も順調、子供達は大学生となり巣立つ。子育てが終わり、少々、燃え尽きた症候群であった

      • 私は猫で会社をつぶしました

        猫を眺めるたびに、昔、流行っていたCMを思い出します。昭和生まれの方はご存知でしょう。「私はこれで会社を辞めました」を。4年前、経営していた小さな会社を守るか、猫をとるかの崖っぷちに立ちました。自分としては順風満帆であった人生における、最後の二択。当時64歳。迷うことはなく30年経営した会社を捨て、猫を選ぶ。結果、自己破産への道を進む。運営していた保護猫カフェ閉店直後のことで、猫の数は180匹。どう考えても猫です。そこから5年が経過。猫の数は65匹となり、猫と共に静かに暮らし

      猫の神様が降りてくる・その2