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消えた創味シャンタンの謎

こんばんは、こまろです。😽

昨日は、人生で最初で最後の、超ハイソサエティーなぱーちーに参加して、楽しかったものの、心身共にキャパオーバーで疲れました。😅

今日整体に行ったのですが、いつもは痛くないお尻の筋肉が、筋肉痛になっていてビックリ。

久しぶりにヒールを履いたので、そんなところが筋肉痛になったようです。
イイ女を演じるのは、疲れるよね。😹


*******


今日のタイトルは、まるで海外の古典ミステリーに出てくるようなタイトルだが、トリック?結論はまるで「〇〇〇の△」みたいな終わりだった。

いやはや、こんなこともあるのかと、驚き…。🤣


もう1か月も前のことになるが、こんなことがあった。

母てるみと妹は、月に1.2回一緒にコストコで買い物をする。
コストコは我が家のような食生活単位が小さなおうちには、多すぎるものが多々あり、一緒に行って妹家族と分けることにしている。

例えば、メグミルクのヨーグルト「恵(megumi) 生きて届けるビフィズス菌カプセルヨーグルト」など、賞味期限までが短いのに量がたくさんあって絶対に食べきれないものなどを2家族で分けるのだ。

それで、いつものように分けたものの中で「もち麦」というものがあり、我が家は5分付きの玄米にそれを入れて食べているのだが、そのスティック状のもち麦が、見つからないとてるみが言い出した。

「どこにしまったのか、思い出せないけれど、決してボケた訳じゃないから!(# ゚Д゚)」とちょっと切れ気味に言う。

別にそこはまだ心配していないけれど、もち麦が見つからないと、いつものもちもちした感じのしないお米で、なんとなく歯ごたえがないというか、物足らないので、単に見つけたいだけ。

上の方の、乾燥ワカメとかシイタケとかパン粉とか、そういうのを閉まっている棚も見てみたり、冷蔵庫の中やパスタが入っている抽斗ひきだしとか、色々探したけれど出て来ない。

「どこに行ったんだろうねぇ。」
と私が言うと、
「ま、そのうち出て来るよ。」
とてるみがのんきに言うので、それ以上は探さずにほおっておいた。


そしたら、次の日にてるみが「あったよ!」と報告してきた。
私は内心(こっそりあの後探したんじゃないの?)と思っていたら、なんと冷凍庫に入っていたらしく、料理をしようと開けたら、そこにぽんっと置いてあったそうだ。

何気なにげにね、ホラ、ついポンと置くことってあるじゃない?」
と言うので、
「そうだね、そういうことってあるよね。」
と、心にもないことを言っておいた。笑


そんなことがあったので。
今回、また妹に貰ったという「創味シャンタン」がないと、てるみが騒ぎ出しても、(どうせまたどっかに間違ってしまったんでしょ)としか思えなかった。

元々、中華の万能調味料は、私が買って来た「味覇」(ウェイパー)をずっと使っていたのだが、コストコにあるそれは大きすぎて買えないと母てるみが言うので、妹が気を利かせていつもいくスーパーにある小さめの「創味シャンタン」を2つ買って、その1つを母にくれたらしいのだ。

「ね、どこにもないんよ。そろそろ前のが切れるけん、その前に見つけんと。」
私もてるみも結構探したけれど、出て来ない。

「どこにしまったの?確か白くてこのくらいの大きさだよね?」
と、貰ったとてるみが見せてくれた時、適当に返事をしていたので、外見もうろ覚えだった私は、確認した。

その時にてるみは私にその缶を見せてこう聞いたのだ。
「これって、ウェイパーと同じ働きをするんだよね?」
「そうだよ、同じ。スープとか野菜炒めとか、中華のだし。」

食卓に座って食べていた私は、台所の方でそう確認するてるみに、適当に相槌を打って、答えたのは、確かに覚えている。
が、その後それをどこに仕舞ったかまでは見ていなかった。

でもどう考えても、台所のどこかに仕舞ったとしか思えない。
また何度かお互いに別々に探したのだけれど、それでも見つからない。

てるみは「またそのうち出てくるよ。」と言っていた。


今日、妹の家に遊びに行った私は、その話を思い出して、妹に言った。
「かちゃんね、こないだ創味シャンタン貰ったやつね、またないって探しよるんよ。( ´艸`)」

その次に妹から出た言葉に私は、しばし言葉を失い…、そして笑い転げた。








「えっ…、まだあげてないけど。😳」


ど、どういうこと?
まだ貰ってないなら、そりゃあもちろん、どんなに探しても出て来ない訳だ。
暫く声も出せない程笑い転げた私は、ふとあることに気づいて、笑うのを止めた。

「えっ?じゃぁ、あの時てるみが私に見せた白い缶はなんだったんだろ。」

とりあえず、「本当にまだ渡してないから」と、妹が2つある創味シャンタンを私に見せてから、1つ私に渡して「てるみに渡しといてね」と言付かった。


家に戻ってから、てるみに「創味シャンタンあったよ!」というと、「どこどこ?どこにあったん?」と聞いきたので、実物を渡しながら「まだ貰ってなかったよ!あの時、何を持って創味シャンタンっていったん?😂」と聞いた。

てるみは理解出来なかったらしく、
「いや貰ったよ。だってあんたに見せて聞いたよね?これってウェイパーと同じ?って」
と言うので、
「確かに聞かれたけど、私手に取ってみた訳じゃないから。何か似たビンとか、缶とか、そういうの持って聞いたんじゃないの?」
となり、てるみは不可解そうに一生懸命思い出そうとしていた。


そして思い出した真実というのが、こうだ。
あの時、てるみは妹からスマホで送られてきた創味シャンタンの画像を私に見せながら、これがウェイパーと同じ働きをするものか確認して、それから妹に要ると返事をした、とそういう訳で、まだ実物は貰ってなかった。

私もてるみも、そのスマホの画像を見て、本体がうちにあるものとして考え、一生懸命ないものを探していた、という訳だ。

まるで京極夏彦の「姑獲鳥の夏」じゃない?
もう、人の思い込みの強さにビックリ。

あるものが見えなかったり、ないものをあったかのように思い込む。
人間って怖いなぁ…。

と、タダのうっかり母娘おやこの話をちょっと昇華してみました。(笑)






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