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不思議な体験⑤

今日は1月3日と言うことで、まだお正月。
お正月に相応しい(?)、不思議体験をお話しようと思う。

本当は時系列的に話すと、③高校生時代、④ロンドン時代に、それぞれあるのだけれど、今日はお正月だからこの話題を先にしようと思う。


2023年最後と、今年2024年の最初に参拝に行った神社は、隣の市にあるこぢんまりとした、とても手入れの行き届いた、地元民に愛されているんだろうなぁと思う神社だ。

実は、未だにその神社の読み方を知らない。笑
音読みか訓読みかで、違うのだけれど、看板にもふりがながないので、どちらなのかハッキリわからない。

多分、こちらだろう…と思う方を、心の中で採択している。
私がこの神社に参拝していることは、家族も友達も、まだ誰も知らない。

昨年の秋ごろ、急にここへ、足を踏み入れることになったのだ。


今の会社に入ってから、3年程は塾講師を夜にしてたことを以前書いた。
その時に、曲がり角の目印として、”この神社の信号を右折”と認識していたので、ここに神社があることは知ってはいた。

いたけれど、何ていう名前の神社かも、どの神様を祀っているのかも何にも知らなかった。
全く、ただの目印としか考えていなかったので、全然気にしてなかった。
しかも、夜しか通らないので、どんな色合いの姿形の神社かも全く気にも留めていなかった。


その後、塾を辞めてからは、その辺りに行くことがほぼなくなったのだが、昨年3月より新しく通い始めた整体が、その神社の信号で右折せずに、そのまま真っすぐに進んだ先にあったので、言ってみれば目の前を往復して素通りしていた訳だ。

それすらも気づかず、半年以上ずっと整体に通いながら目の前を何度も往復していたのだけれど、ある秋の夜、急に呼ばれた。

いつものように、整体を終えての帰り道。
いつもより車が多いかな、と思いながら運転していて、その神社のある信号で、赤信号で停まった場所が、偶然にも神社の鳥居の目の前になった。

整体に向かう時は、神社を右にみながら、帰りは神社が左側になるので、目の前を通ることになる。

今までそんなことは一度もなく通り過ぎていたのだけれど、ちょうどその日はたまたま赤信号で停まった時に、私の車の前に2,3台いたからだろう、私の運転席から、ちょうど最初の鳥居の中に、次の鳥居が見えて、その奥の本殿までが一直線に見えて、さわさわと鳥居や本殿の方に飾られている白い紙垂(しで)が揺れていて、まるで「おいで、おいで」と手招きをされているように感じたのだった。

私はちょっとおののいて、慌てて手を合わせて拝んだ。
今まで何度も往復していたのに、気づかずに素通りしていた失礼を詫びた。

そして、その次の日がちょうど土曜日で、大安・一粒万倍日の吉日だったので、きちんと時間を取って、初のお参りに出かけたのだった。

周りを見るに、しっかりしたキレイに磨かれた石で出来ていて、雑草も手入れされているし、本当に周りの住民に大事にされているんだなぁというのが見て取れた。

そして看板を読んで、その神社の歴史や祀られている神様やそもそも名前を知ろうとしたのだけれど、かなり情報が少なくてわからなかった。

初日は、今まで通り過ぎていたご無礼を詫びて、しっかりとお話してきた。
「呼ばれたので、来ました」って、まるで先生に呼び出された小学生のように。笑


それ以降、何かあれば、ちょくちょくお参りに行っている。
未だに読み方、ハッキリわかっていなかったのだけれど、それも失礼だな、と思って、今ネットでしっかり検索してみた。

以前検索した時にはあまりに情報が少なくて、さっき書いたように多分こっちかこっちのどちらかだろう。と勝手に考えていたが、もっと凄い、カッコいいお名前だったことが分かって、ビックリ!

しかも、昔出来た時の漢字ではなく、今は違う漢字なので、余計に私は読み方がわからなかった。
やはり、いつ、誰がなぜ建てたか、神様はどなたなのかは知っておいた方が良い。


ということで、呼ばれて縁が出来たこの神様のところに、ちょくちょく寄るようになった。

ただ、ここ駐車場がないのが、唯一の不便。
交通量が少ない時に、そっと路駐して参拝するか、少し離れたスーパーに停めて歩いて来て参拝するかにしていたけれど、年末には、隣の空き地がアスファルトで埋められて、駐車場(?)になっていた。

ただ、そうしても駐車場への入り口が、角なので、私はとてもそこから入る勇気がない。
横のフェンスを開けて、入り口を作ってくれたなら…、もっと便利なのにな。


今年初めてのお参りは、1月2日の午前中に行ってきた。
全てのしめ縄と紙垂が新しくピカピカのものに変わっていたので、あぁ、やはりここの神社は地域住民に愛されているなぁとほっこりした気持ちになった。

そして、いつもは私1人しかお参りする人はいないのだけど(他の参拝者と会ったことがない。神社関係者とは遭遇しているけれど。)、さすがにお正月。
小さな子供をつれた家族と、前と後ろに老夫婦と、私以外に3組もいた。

今年もよろしくお願いしますと、しっかりお祈りしてきた。
今日、初めて本当の読み方を知り・覚えたので、今度からその名で呼びかけようと思う。





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