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楽しいってとても大事

今日はちょっと真面目な話をします。

私が今所属している本業の会社は5年ちょっと前に入社し、現在6年目に入っています。

この年で正社員に入社出来ただけでも有難いですが、その上自宅から車通勤出来て、有給も比較的取りやすい、働きやすい会社です。
仕事はハードだけどね。笑

その前に派遣社員として働いていた、アメリカのとても大きな会社との契約が、あと1年あったのにも関わらず、契約更新して貰えなかったので、本職を探しながらまずはバイトをと思って探したところ、とある塾の塾講師があり、受けたら受かったので、人生初の塾講師を経験しました。

そのバイトに雇って貰う条件のひとつとして言われたのが、”半年は辞めないで欲しい”というのがあり、ちょうど1か月ほどたったばかりだったので、さすがに辞めるのは失礼だと思い、今の会社の面接時に確認したところ副業OKだったので、ダブルワークすることになったという訳です。


私には自分の子供はいませんので、中学生相手の仕事というものがどういうものか、そもそも今どきの中学生とどう接していいのか、全くわかりませんでした。

ただ、私の高校の時仲の良かった友達のお子さんが、英語が好きで将来そういう仕事に就きたいと留学する話が出ていたのですが、その時の高校の英語担任教師が嫌いで、英語のことも嫌いになってしまい、その夢を諦めてしまったという悲しい話を以前聞いていたので、成績を上げる云々よりも、勉強は楽しいものと知ってもらおうというつもりで接しました。

出来るだけ記憶に残るようなエピソードを添えて説明することを心掛けました。
1度教えた子と次に会った時には、前回教えたあれ、覚えてる?と質問して再度記憶に残るようにしてました。

こんな急ごしらえのおばちゃん先生だったけれど、中学生達仲良くしてくれて、結構楽しかったな。


本業もちょこちょこ残業がある中、残業のない曜日に最終コマ1つだけ担当していたので、会う生徒も限られていてあまり会わないコもいたので、たまに会うと、
「おっ?先生久々に会えたね。先生レアキャラ?」
なんて、今どきのゲーム好きな子らしいことを言うので、
「そうだよ。レアキャラに出会えた今日はラッキーだね」
などと返しておきました。笑

そんな日が気づけば3年も過ぎていました。
ここで疲れが溜まったのか、持病の腰痛が酷くなって、塾の仕事当日に歩けなくなって休むなどということが2度ほどあり、このままじゃいかんと思い、塾講師を辞めました。

半年の予定が3年になったのですから、結構楽しかったということですね。
子供たちとの触れ合いも、人に何かを教えるということも、新鮮で良い経験になりました。

私の担当した教科は国語と数学と英語だけでしたが(大学生のバイト講師達は全科目)、あの子たちがその教科を嫌いにならずに、学ぶことの楽しさに気づいてくれていたらと思います。

塾を辞めてから2年とちょっと経ちました。
もうあの中学生達は高校生になっているのかぁ。
今街中ですれ違っても、わかるものかしら。
今のところ気づいてないけれど、それは私の方だけかもしれないものね。

なんで急にこの話になったかって?
今通っている整体の先生の一人が、その塾での先輩講師だったから!
世の中狭すぎる。笑






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