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不思議な体験①

今年もあとわずかとなり、日々忙しい中でも、今までの人生の振り返りをしている。

私の、平凡と波乱万丈の間くらいの人生の中で、とても不思議な体験をいくつかしているので、ひとつづつ、ご紹介しようかと思う。


私が覚えている中で、一番古い「不思議な体験」は、多分小学校2年生の時だったと記憶している。

妹と一緒に歩いていた時だったので、夢ではなかったと思う。


その頃はまだ、父の勤めている会社の団地に住んでいて、私達の住んでいた棟から、ゆるい坂道を下った、その敷地で一番角にある棟に向かって二人で並んで歩いていた時だった。

向こうから、背格好も年も私と同じくらいのおかっぱに近い、さらりとしたストレートの髪の女の子が、歩いて来てた。

白いブラウスにオレンジ色のカーディガンを着たその子は、ちょっとだけ微笑んだような顔でこちらに歩いて来てすれ違ったのだけれど、ずっと、どこかで見たような気がしていて、その子に気づいてからすれ違うまで、ずーーっとガン見していた。

その様子に気づいた妹が、すれ違いざまにすぐに
「お姉ちゃん、知ってる人?」
と小声で聞き、私は
「うーん、どこかで見たことある顔なんだけどなぁ、誰だったかなぁ」🙄


「はっ。あれは私だ。」


そう言って、振り向いた時には、その子はどこにもいなかった。


という現象なのだけれど、信じるか信じないかはあなた次第。笑

良く、”ドッペルゲンガーを見たら〇ぬ”って聞くけど、私はまだ生きてるよ。🤭

その子を最初見た時、「あ、どこかで見たことがある、その子を知ってる」という既視感と懐かしさを感じた。
その子も微笑んでいたので、怖いとか気持ち悪いとか、そんなのは一切、見た時も見終わっていなくなってしまった時も感じなかった。

あの後、あのくらいの年の子で、自分の知らないコが、あの団地界隈にいるかどうか、よーく考えてみたけれど、団地内で知らない子っていないんだよね。

みんな同じ小学校に通っていて、姉弟はどうとか、みんながみんな知っていて…。
どこかよそから来たとしたら、大人や友達と歩いてないかなって、その時考えて、1人であの恰好で初めて来た素振りもなく、不安そうに歩いてるでもなく微笑んで歩いていたあの子は、一体どこから来たんだろうか。

未だに答えがわからない、不思議体験。


自分って、毎日鏡で見ていても、突然ああして現れると、咄嗟にわからないものなんだなぁと、今なら思える。



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