日本はなぜみんな出社に戻ろうとするのか

各メディアで、新型コロナの感染が収束した後でワーカーのオフィス回帰が進みつつあることを紹介する記事を掲載が多々ある。


いろいろな記事は、新型コロナによる働き方への影響は今年も続きそうだとし、米国ではオフィス出勤率が依然として低い水準にあるためにオフィスビル業界が苦境に陥っていると報じている。(一部の大手IT会社は出社に戻すというニュースは出ているが、、、)


その一方で、日本も新型コロナの影響を受けてリモートワークと通勤のハイブリッド型勤務形態が発展したものの、オフィス市場はまだ比較的堅調な状態にある。不動産業界では昨年にオフィスビル市場が悪化すると予測されていたのに対し、東京都の中核5区における昨年11月のオフィス空室率は6.03%と22年末の6.47%から低下し、オフィス需要がむしろ回復を見せていることが分かった。

在宅ワークにしろオフィスワークにしろ常に一定のバランスが保たれており、新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行した後も、リモートワークが加速することはなく日本のオフィスへの出勤率に大きな変化はもたらさなかったと思われる。そして、在宅勤務はオフィス賃料や交通費を削減できるほか、従業員にとっても通勤のストレス低減や通勤時間の有効活用につながるメリットがある一方で、生産性や仕事の質という点ではオフィスよりはるかに劣ると認識されていると指摘すると報じられている。

毎度思うがここでの生産性って何なんだろうかと思う。
生産性という言葉にかこつけて、出社を促しているだけなんだろうと思う。
そもそも大変申し訳ないが生産現場や介護、病院など
出社(対面)である必要がある仕事というのは確かに存在する。
しかし、デスクワークを中心とした人たちにとっては
対面であることが必ずしも生産性に直結するわけではない
むしろ出勤することで業務に取り掛かれる時間は減少すると思う。
(会議室の移動時間、無駄話、ダラダラとした会議など)
ただ単純におじさんたちが
家に居場所がなく、会社ではでかい顔できるから出勤したい(ちやほやされたい)というだけであろう。

一方米国での調査では、在宅勤務のために従業員が家に閉じこもってしまうと、イノベーションが阻害される可能性があるとの結果も出ていると報じられているが、イノベーションが阻害される原因を家に閉じこもっているということに紐づけをしているだけに感じる。


うちの会社の組合活動でも
もう出勤ということが大前提に話が進んでしまっており、
非常に違和感を感じる。
組合のアンケートでは、ハイブリッドワーク、リモートワークの有効的に活用するようにとのアンケート結果が出ているのにも関わらずだ。

長い物には巻かれろということなのか
結局は社長、役員の言いなりなのか、わからないが
非常に悪い会社に入ってしまったと感じる

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