見出し画像

2022.12.29 ネズミの進化

今日はお気に入りの作品の一つ、スピッツの『ネズミの進化』を聴いて終わりたいと思う。

始めの気持ちをふりしぼり
予選で負けても立ち上がる
本音はこまごまあるけれど
ひざこぞう はらって 立ち上がる

スピッツ 『ネズミの進化』

目標があって、そこにチャレンジしたけど、
かなり早い段階(予選)でつまずいてしまう状況とか結構ある。
それでも、初心を思い出して立ち上がる。
色々思うところはあるけど、言い訳とか考えたくなるけど、
それでも立ち上がる。

言い訳するだけ悲しくて 涙しょっぱくても
いつか目覚めたネズミになる
進化のための長い旅に出る。
さらに高いところへ かけのぼるような
目覚めたネズミになる

いつか見てろよと、世の中に、自分自身に、宣戦布告する姿を心に浮かべる。
その姿は、決して大きな背中ではなく、ちっぽけなネズミ。
泥の中、暗がりの中を人知れず這いまわるネズミ。
そんな存在であっても、強い気持ちを持って、高い所を目指していく。

じっとしていたらたたかれて
素直に進めば潰される
よく見りゃいくつも道があり
実はその先も分かれてた

遅い気がしても 行けるだけ 行ってみようかな
いいよね? 小さなネズミになる
奴らにも届かない場所がある
すぐに狭い抜け穴 逃げ込めるような
小さなネズミになる

自分の存在を否定したくなったり、
周りと比べ、自分のできなさに愕然としたり、
生きづらさを感じたり。
(私自身、最近は特にそんなのばっかり。)

でも、顔を上げれば、そんな自分でも生きる意味はあって、
その先に未来があって、
よく見りゃいくつも道があるよ!と励まされてる。
ネズミはそもそも地べたはいつくばってるんだから、
顔上げるしか選択肢ない!顔上げていこう!
こんなメンタルになれる歌詞。

小さなネズミに「なる」って言ってるのが心に刺さる。
立派な存在を目指すのではなく、
あくまでネズミの姿で、泥臭いちっぽけな存在で、
小さな存在なりの戦い方で勝負していく。
今の自分(ネズミ)のままでいいんだよ、と肯定されているような気がする。

君の言葉を信じたい ステキな嘘だから
いつか 目覚めたネズミになる
進化のための長い旅に出る。
さらに高いところへ かけのぼるような
目覚めたネズミになる
長い長い長い旅に出る
いつか 目覚めたネズミになる

応援してくれている人が、色んな言葉をかけてくれる。
「あなたなら大丈夫」がほとんどで、優しい言葉をかけてくれるけど、
本音は違うでしょ、と疑心暗鬼になってしまう自分もいる。
でも、ここは君の言葉を信じる。信じることで自分を奮い立たせる。

いつか進化したネズミの姿をみせてやる、と息巻く。
そのために、どれだけ時間がかかっても、長い長い長い旅になったとしても、諦めずに努力し続ける。
必ず前とは違う、目覚めた自分自身になる。


ネガティブな気持ちになったとき、この歌詞を思い出して、
ネズミのままでいい。覚醒したネズミになればよいのだ、
という気持ちを取り戻して、
目標とする自分の姿を諦めずに努力を続けていきたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?