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向ようじの作品集  その8

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向 ようじ NOTEで 向ようじ の作品集 その1~10を同時発売中。100円で全て読もうと思うと1万3千円もかかりますが、マガジンなら 13話も入って300円で済みます。全作品…
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記事一覧

サンセットスーパーマン 第5話

  第5話  今日は買い物に出かけました。僕にとっては約3カ月ぶりになる本格的な買い物でした。僕は久々に街へ出ることを楽しみにしていました。僕は買い物できるなんて僕は本当に幸せだなぁ~。と思いました。目的の駅に着くと、僕たちはその土地のお地蔵さんに手を合わせました。それがいつも僕がやる習慣なのです。ショッピングモールに着くと、

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サンセットスーパーマン  第6話

第6話 イザビデはその日買い出しにでかけました。貯めていた星から持ってきた食料が底を尽きたからです。イザビデは「日本に来たばっかりだから、あんまり円持っていないんだよネ~ッ。」と言いました。イザビデはそのお店でも一番安いお店に出かけて行きました。すると部下のバッファロー男爵が問いました。「何故街でも一番安いようなディスカウントストアーにでかけたんですか。」イザビデは「そりゃお前日本に来たばっかりで円あまり持っていないんだから仕方ないだろう。」と答えました。」

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サンセットスーパーマン  第7話

第7話 僕はその日TVを見ていました。それは「超能力」のことについて扱っている番組でした。その番組ではイスラエルの超能力者が出ていました。まず彼は初めて会う人の見た夢について当てました。

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サンセットスーパーマン  第8話

僕はその日バイトがありました。いわゆるコンビニのバイトです。僕は親から仕送りしてもらって、月10万円は援助してもらっているのですが、それ以外の足りない分は自分でバイトして稼いでいます。そこは時給こそ普通ですが、アルバイトしさえすれば、その分はお小遣いとして使えるので、僕は喜んでバイトをしています。僕は夜中にバイトに入ることが多いのですが、その日も深夜のバイトでした。バイト先に着くと、

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ロボットの話  第3話

第3話  僕がロボットを連れて帰ろうとしていると、ソフトボールで優勝したチームの男子が話しかけてきました。それは学校一の不良と言われる田畑でした。 このラインより上のエリアが無料で表示されます。

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ロボットの話  第4話

第4話 ロボコンは頭がいい。頼めば大抵の事はこなしてくれる。僕が以前掃除のような家事手伝いのゆうなことを頼んだ時も抜かりなくメタクチャ綺麗に掃除してれた。今日はお母さんがクラス会でいないので、僕は一人で夕食を買って食べるようにいわれたんだけれども、ぼくはその晩ごはんを作ることをロボコンにお願いした。 このラインより上のエリアが無料で表示されます。

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自転車旅行の話  第1話

第1話 僕は私立の大学に通う大学生だ。僕は小さい頃は自転車に乗ってよく遊びに出かけたものだが、高校生に入ってからは家が駅から随分と近かったせいもあって自転車には全然乗らなくなった。しかしある日僕のお父さんが、学生時代に乗っていたというティアドロップ型のハンドルの曲がった形の自転車を懐かしいなと納屋の奥から出してきて修理してくれた。僕はそのティアドロップ型の珍しい形に惚れ込んだ。それからは毎日自転車で通学するようになったのだけれども、僕はある夏休みに自転車旅行を計画した。ある

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自転車旅行の話  第2話

第2話  今日河原で歌を歌っていると、一人のお婆さんが僕の曲を聞きながら涙ぐんでいるのが見えた。僕はそのお婆さんの事が気になって思わず話しかけた。「お婆さん僕の曲そんなに良かったですか?」するとおばさんが答えた。「いやあ。あんたの歌声があまりに死んでしまった主人の声にそっくりなものだから、それで思わず涙ぐんだんだよ。」「そうでしたか。」聞くところによるとお婆さんには子供が一人いたが、その子も随分前に事故で亡くなってしまったらしい。それからはずっとご主人と彼女との二人暮らしだ

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乞食と乞食の成りすましの話  第1話

彼は自分が貧乏なのが嫌で仕方が無かった。彼はいつも下を向いて歩くのが癖になっていた。それは道にお金が落ちていないか探すためだった。彼はそんな自分の癖が嫌で仕方が無かった。彼は恵んでもらったお金で買った安物のソーセージを頬張りながら「くそう!どうして俺はちゃんとした親に育ててもらえなかったのだろう。ちゃんとした親の元にさえ生まれてさえいれば小学校にだってちゃんと行けただろうにと思うと悔しくて仕方がなかった。彼は「いつの日か必ずお金持ちになってこの貧困から抜け出してやると、不味い

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乞食と金持ちの成すましの話 第2話

しかし家の前の交差点に差し掛かった所で、止まったままになり、車は動かなかった。もしやと思いドライバーを見てみると、気絶していた。

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乞食と金持ちの成すましの話  第3話

一方、乞食となったセバスチャンはとにかく自分が自由になれたことをまず喜んでいた。しかし自由になれたとはいえ、彼は乞食だ。まず夕食に食べるものを何とかせねばならない。 このラインより上のエリアが無料で表示されます。

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父親とバンドの話  第1話

父と親バンドの話 第1話  僕は高校の3年生で、今年卒業を控えている。僕はギターを弾くことがものすごく得意で、バンドの中ではリーダーとして曲を作る中心となって活動している。僕は卒業したらすぐにでも東京に行って必ずプロになって活躍してやろうと考えている。僕には曲を作る才能があると、自負しているのだ。しかしそのことを父親に話すと、父は「お前みたいな者がプロになれるはずがない!甘い考えは捨ててお前は卒後したら絶対に大学へ行くんだ!!」と言って怒鳴った。僕は「どうして分かってくれ

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父親とバンドの話  第2話

第2話  僕はこうして会社へ行く羽目となった。会社に着くとお掃除のおばちゃんがにこやかに挨拶してきてくれた。僕は「ああ、おはよう」と少しぶっきらぼうな感じで返した。僕は「父親の顔を潰す訳にはいかない。」と、指示された通りにできるよう父親から預かったノートを何度も見返しながら、必死で仕事に打ち込んだ。仕事はそのノートの言っている通りにやれば良いのだが、僕が一番困ったのは人との接し方だ。得意先の人が来る度に父親はいつもこの人とどうゆう距離感でつきあっているのだろう?と考えながら

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父親とバンドの話  第3話

第3話  僕が会社から帰宅すると、父親が開口一番こう言った。「おい、お前軽音楽部で部長やってんだってな!今日音出しをして合わせてみる時にメチャクチャに困ったぞ!」と怒鳴った。僕は「そうか、僕もそのことが一番気がかりだったんだ。とにかくギターを弾いて歌ってもらわないことには話にならない。とその日からギターの特訓が始まった。とにかく部活はウイルス性の病気に喉がかかってしまったので、しばらくは発声できないということにして休むことにした。父親は僕が会社で指示通りに何とか仕事をこなし

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