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生きる意味と、親と、


いつも私が人生の分岐点にいる時、
コンパスになってくれていた親。

どんな時も私の味方でいてくれた親。

私に深い愛情を注いでくれた親。

そして、私に愛とは何かを教えてくれた親。

私はふと、
私の生きる意味の大部分は
親が占めているかもしれないと思った。

親へ恩返しをしたい、

私に注いでくれた以上の愛で包んで、
ずっと幸せでいてもらいたい、

そう思っている。


まだ見ぬ未来を楽しみだと思えるのは、
親がいつでもそばにいてくれることを
前提としている部分もあるからだと思う。

でも、当然だが
私が歳を重ねるということは、
親も歳を重ねるということで、
私が見る未来にいるのは、
今よりさらに歳を重ねた親だ。


そう考えた時、
いつか親がいなくなった時、
私は生きる意味を失ってしまうのではないかと怖くなった。

生きる意味が奪われてしまったら
どうしようと、


はじめは、わからなかった、
親のいない世界で、
私はどう生きていけばいいのか。

でも今はわかる。

大切な人に出逢い、
家族が増える。
そうして大切な存在が増えていくことで、
私はまた生きる意味を持つのだと。

生きるって、
生きていくって、こういうことなのかなって
わかった気がした。

誰かと結婚し、
子どもが生まれる。
それ以外の方法も含めてだが、
大切な存在を増やすということは、
私の生きる意味を、
未来に繋ぐ術でもあるのだと、
私はなんとなく、私なりの回答をもって、
すっきりすることができた。

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