~公認会計士試験を撤退して一般就活を始めるべきか悩んでいる方へ~

はじめに

みなさん、こんにちは。今回のテーマは“公認会計士試験vs一般就活”です!
実は、私は大学三年生の時に公認会計士試験に合格しましたが、監査法人ではなく一般事業会社に就職する予定です。したがって、私は会計士試験と一般就活のどちらも経験した人間なのです。そんな私から、公認会計士試験を撤退しようか悩んでいる方に向けて、記事を書かせていただきます。(質問等ございましたら、DMお待ちしております。)

公認会計士試験は
短答式が12月と5月、論文式が8月に開催されます。
したがって、もし大学三年の8月までに合格できなかった場合は、撤退(一般就活)を視野に入れる方が増えるのではないでしょうか?

ここでは、いくつかのケースに場合分けしたうえで、私なりの考えを述べさせていただきます。

1.大学三年生の5月時点

5月短答に落ちた場合

この場合はかなり悩ましいですね。在学中に合格するためには、三年生の12月か四年生の5月までに短答に合格して、さらに四年生の8月に論文に合格しなければいけません。短答の合格率が10%を下回っているということを考えると、撤退が頭をよぎるのも仕方のないことかなと思います。
このケースに対する私の回答は、「各々の事情や現在の習熟度によるので一概には言えない」です!

例えば
・直近の短答で、僅差で落ちた人
・将来のキャリアプランや夢を実現するためには会計士資格が必須な人
・まだ会計士試験に未練がある人
上記に該当する方は、引き続き会計士試験に専念するのもアリかなと思います。

一方、
・試験範囲が全く終わっておらず、次回の短答を受けても合格できる見込みが低い人
・勉強する気が起きない人
・一般就活で納得内定を取れる自信がある人
・会計士をなんとなく目指していたため、たいして未練がない人
上記に該当する方は、就活に切り替えたほうが良いと思います。

特に、学歴が高めの方は、せっかくの新卒カードなので有意義に使ったほうが良いと個人的には思います!(コンサルや商社を狙えるレベルの方は特に!)
また、簿記資格をお持ちの方でしたら、財務経理での採用を狙えば、これまでの勉強経験を無駄にせずに、内定を取れる可能性があります。(前回の記事参照)

2.大学三年生の8月時点

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