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NESTA PFT認定を取得した時の経験談と勉強方法

こんにちは。
今回は、NESTA(ネスタ:全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が発行しているPFT認定という認定試験に2~3か月間ほぼ独学で合格した時の経験談とその当時行っていた勉強方法などを紹介していきたいと思います。

本当は講師の方が行っているゼミコースを申し込むのが良いのだと思いますが、当時は出来るだけ安く済ませたかったので独学でチャレンジすることにしました。

当時勉強や本を読むのが好きなタイプではなかったので、いかに楽して効率よく合格するかしか考えていませんでした。笑
現在同じようなことを考えている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

”決して必勝法などではありませんので、あくまで経験談として読んでください”

ちなみに独学とはいってもテキストと問題集の購入は必須です。
勉強はテキストと問題集に沿っておこないますし、そもそもテキストの購入は認定試験を受ける条件の一つになっているので必要です。

その他、AEDの講習を受けているか、運動指導の経歴なども条件としてあります。
詳しくはNESTAホームページの「取得までの流れ」をご覧ください。
https://www.nesta-gfj.com/pft#flowacquisition

さてそろそろ本題に。

本題では取得までの流れなど細かいことは置いといて、僕が行っていた勉強の仕方をちょっとした経験談みたいに書き記していこうと思います。



勉強談

1,勉強を始める前にやったこと

i,とりあえずテキストと問題集を全部「読む」

とにかくわからない単語や理解できない部分があっても、一旦スルーして流し読みですべてに目を通しました。
テキストは2~3周読んだと思います。何回も読むことで刷り込み効果があるだろうというのと、
とりあえず勉強を始める前に、テキストと問題集の本筋や、全体の概要を把握することが大事だと思ったからです。

テキストを開くと目次のあたりに何章ものカテゴリーがあり、運動生理学や栄養学、運動力学などしっかりと章に分けて構成されています。
開いた瞬間、一旦諦めて本を閉じてしまったことを憶えています。

ii,わからない単語をリストアップ

なんとなく読んでるうちに、わからない単語や理解しづらい部分が出てきたので、一旦リストアップしメモをしながら一個一個調べていきました。
わからない単語が出てきて勉強が一旦止まるというのが面倒だったという理由です。

いい感じに進んでるのに、調べ物で一旦止まるの嫌じゃないですか?笑

2,勉強開始

i,興味のある部分から始める

上記のように先に調べ物をしたとはいえ、勉強中はわからない部分が新たに出てきてよく止まってました。
止まるとやる気が削がれるので、自分の得意分野や興味のある章からはじめました。
興味がある部分は一度覚えたらそう簡単に忘れないだろうと思っていたからです。

ii,公式系を覚える

BMIの計算や、運動強度の導き方、目標心拍数その他もろもろ計算が必要な問題も割と出てきましたので、覚えることで複数の問題に対応できる公式系をやり始めました。
公式は正確に覚えていれば点を取れますが、覚えた公式そのものが間違っていると答えが全部間違ってしまうからです。

iii,暗記系を覚える

僕の中で一番の難関だった暗記系がはじまりました。
特に栄養学…必須アミノ酸、非必須アミノ酸、ビタミンなどとにかく覚えることが多いので、力技でなんとかしました。
あと暗記系は直前まで勉強しやすいので、一番最後に持ってきました。

3,セルフ模擬試験

すべての章の勉強がひと段落したところで、ようやく問題集に手を出しました。

問題集⇒テキスト⇒問題集…以下ループ

セルフ模擬試験として問題集を解き、自己採点、得意不得意のバランスを見る。
間違っているところはテキストで勉強したところを見返し、そしてまた問題集へ…このループでひたすら問題を解く。

とにかく自信がつくまで試験当日までこのループの繰り返しをしてました。


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ここまでが自分が行っていた勉強法です。

以降は、認定試験と合格までの経験談を記していきます。

事前講習

認定試験の数日前に、NESTA JAPANの講師の方が講習会を開いてくれます。
もちろん受講料はかかりますが、自分だけでは見落としていた部分や必須項目などの講習を行ってくれます。
合格にはかなりの助けになっていただきました!今でも感謝です。

事前講習から試験までの日程で再度見直しと勉強!

いざ本番

直前まで勉強ノート(特に公式と暗記系)を見直して、いざ本番!

・・・あれ?緊張でいきなり怪しい雰囲気…
今まで勉強して自信もって臨んだのにいきなりわからん!

とりあえず焦っても仕方ないので、試験でも得意な部分や確実にわかる箇所から始めることに。
やってると段々緊張もほどけてきて、後回しにしていた問題も本来のペースを発揮。
なんとか時間内に全問埋めることができました。
やはりやってきたことは裏切らない!
まぁところどころ自信のない部分もありましたが、手ごたえあり。

自己採点~結果発表

PFT認定試験は125問中100問正解で合格。
何年も前なのでどうやって自己採点したのかは記憶があいまいですが、確実に点を取れているであろう部分が100問ちょっと…

ちょっとした誤差で不合格もありえるのでは、と思いましたが、4択式のマークシートなので、逆に不安な残り25問の方も1/4は運で当たってるだろうという風に楽観的にとらえ、結果発表を待つ。

試験から結果発表までは4~6週間なので、もし不合格だった場合は再試験もできます。
PFT認定試験は当時1か月に一度ありましたが、結果発表までに上記の期間待つので、最短で再試験を受けられるのが2~3か月後という感じでした。

で、郵送で結果が送られてきて、試験に見事合格したというわけです。

まとめ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
自分は結局テニスコーチの道を選び、パーソナルトレーナーにはなりませんでしたが、スポーツの道を歩んでる自分にとって、今でもNESTAの勉強で培ったものを大いに活かして仕事ができています。
また、テニスのお客様にパーソナルトレーニングをしたりもして収入の選択肢も増やすことができました。

これからパーソナルトレーナーを目指す方も、それ以外の目的で試験合格を目指す方も、心から応援しております。

つたない経験談ではございましたが、少しでもこれから合格を目指す皆様の励みになれれば幸いです。


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