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少子化について思う事

東京の合計特殊出生率が1を割れました。
東京という場所が出産及び子育てがしにくい環境なんだと感じます。

その中で感じた事を書いていこうと思います。
あくまでも一個人の意見ですので流し読みしていただければと思います。

東京で働いて感じる事

年間で60日近く東京で働いていると、東京にも慣れてきます。
東京で住んで働いている人にとっては当たり前世界ですが、地方在住の私にとっては色々な意味でただただ凄いです。

勤務時間

まず働く時間が長い人が多いと感じます。
東京の平均年収は他府県と比べると多いですが、それ以上に時間を突っ込んでる印象です。仕事が終わって7時から家族で夕飯を食べている家あるでしょうか?
子育てする余裕なんてないんだなと見てたら感じます。

共働きが必須

パワーカップルという言葉あるように正社員共働きが必須で、かつ夫婦でキャリアを目指す思想があります。そして片働きだと生活が途端にきつくなります。。
ワンオペ育児という言葉あるように、働いて家事育児を両立させるのは大変です。

家賃が高い

都内でファミリー向けの賃貸を借りようと思うと月20万円以上します。
意外と単身世帯や夫婦2人が住める賃貸だと10万円ちょっとで住めたりします。この差が大きいです。地方だと7万円くらいで2LDK駐車場付きとかなので差が大きいですね。月10万円以上開くと手取で120万円、額面で150万円程度の上乗せが必要になるので余裕なくなるなと感じます。

中学受験がある

東京で働いていると、中学受験に塾代がかかるという話をちらほら聞きます。6年生になると年間100万円くらいかかるという話を聞いたりすると子供は少ない方がいいのかもと感じると思います。

といった形で世界でも有数の都市の東京は人も、モノも、おカネも、時間も突っ込んでギュウギュウ状態なんですよね。のびのび子供を育てるのて厳しい環境なんだと感じます。
逆に言えば子育てをせずに働くには良いところなのかもしれません。

政府や大企業にお願いしたい政策

政府が今やっている少子化対策は、今の制度設計のなかでも補助とかで抜本的な対策にはなっていないように私は感じます。

地方創生

大企業や官庁が地方に分散してくれたらと思います。
これだけ、インターネットや交通網が発達した令和の日本では、東京一極集中してなにかメリットがあるのでしょうか
リモートで通勤時間がないのでありがたいですといった話も聞きますが、そもそも東京じゃない場所で出来る事を、わざわざ東京でしているということですから意味あるのかなと感じます。
大企業や官庁が地方に分散する事によって、人がくっついて行くと思います。そうすれば、過密地域でない地方で生活することによってQOLはあがり、必然と幸福度が高まり、少子化対策にも影響あるのかと感じます。


高卒採用の拡大

昨今の少子化の要因は教育費の高騰が度々あげられます。
大企業こそ、高卒採用を拡大していけばいいのにと感じます。大学の費用が高騰化し、一人暮らしすることによって資金不足になり奨学金を受けるという事が多いと思います。
そこまでして、大卒になってどれだけ価値が上がりますかね?
当たり前のように大卒になることで教育費の負担が増えて、同時に奨学金で苦しむ。幸せですかね?
高卒で家族4人くらい幸せに出来るようなことが普通だとすれば、今の日本は普通を手に入れるのさえ厳しいだと思う。

資本主義と言われればそれまでですが、資本家によって、人、モノ、おカネ、時間を吸い上げられることによって体力や気力がなくなり少子化になる事も理解できます。

個人で出来る対策

お金の勉強

インフレが進んだ2024年では、生活が厳しくなった方が増えたと思います。
インフレに応じて給料が上昇すれば問題ないのですが、現時点ではそこまで大幅な給料の上昇がしていないように感じています。
だからこそ、少しでもお金の面で勉強して有利に生活を進めていく必要があると思います。
お金に少しでも余裕が出来れば、生活や心理的に余裕が生まれてくると思います。そういった余裕がないと子供を授かろうとは考えにならないかなと思います。




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