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ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ

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七十の手習で俳句を始めた。 理由は二つ。第一に、自分がノートに記録してきた生活日誌を読み返すのが苦痛であること。ダラダラと長すぎる。事務的なことは文章で残さざるを得ないが、それ…
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ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 007

信州標高800メートルの花々について感想 ノウゼンカズラ最後の花房看取りけり ノウゼンカズ…

田舎生活
2年前

ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 006

草刈れば突風来たりて蕎麦の渦 私は田んぼ3枚を管理している。田んぼ一枚の登記簿上の地積は…

田舎生活
2年前
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ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 005

山栗のイガ散る道を里の湯へ 信州高山村は『信州高山温泉郷』を観光のキャッチフレーズにして…

田舎生活
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ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 004

ありんこよ踏むなか弱きトマトの芽 春、畑に植える苗を作るため、ポットに発芽専用の土を入れ…

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2年前
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ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 003

トンボ舞う信濃の棚田永遠(とわ)にあれ これは信濃の山里讃歌であり、その美しい風景が永遠…

田舎生活
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ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 002

五年待ち結びしリンゴ猿無情 2年ほど前に俳句作りを始めたとき、2〜3句ほど作ってみた後、す…

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#自己紹介

俺はツバメ夫? 渡り鳥スタイルの田舎暮らしを始めて、はや7年 季節移住方式の田舎暮らしを実践中の73歳の男性。信州の雪が溶けるころ、妻に別れの挨拶をし、本拠地の千葉県から長野県高山村の一番奥まったところにある標高800 M の限界集落に旅立つ。信州高山村は「日本で最も美しい村連合」に加盟しているだけあって、実に美しい農村だ。そこで野菜、米、蕎麦などを育てながら、田舎暮らしを堪能する。雪が降り始めるころ、再び温暖な千葉県の妻の元へと舞い戻る。こんな生活を、かれこれ7年ほど続け

ツバメ夫の北信田舎暮らし:俳句とエッセイ 001

台所の窓アマガエルストレッチ 台所の流し台で夕食の洗い物を終え、ひょいと窓を見ると、裏庭…

田舎生活
2年前
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