4月14日 共感工房

◆ 乱戦模様になってきましたね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 米アマゾン、生成AI参入 MSやグーグルに対抗、競争激化 ⇒  https://www.47news.jp/9194169.html ■

 米アマゾン・コムは13日、ネットワークを通じて情報を処理するクラウドサービスの顧客向けに、文章などを作る生成人工知能(AI)の提供を始めると発表した。米マイクロソフト(MS)や米グーグルに対抗する動きで、競争が激しくなりそうだ。

 利用企業はマーケティングに使う文章や広告イメージの作成、ブログの要約などに生成AIを使えるようになるという。ソフトウエア開発者向けに生成AIでプログラミングを支援するサービスも拡大する。


◆ ようやく、本格的なAIシステムが出揃ってきた感じ。

 各ネット企業大手のAIシステムを実際に使ったことはないのですが、使い方によっては便利な道具になると思います。

 これらをうまく活用すれば、普通の人がかなり高度なことが可能になる気がします

 もちろん、AIの特性上、AIシステムは百点満点のアドバイスはできません。私は、それらを“90点主義”のシステムと考えています

 でも、これらは、一般的レベルの専門家よりは有能に違いない。“80点主義”の中途半端な技量の技術者や評論家諸氏は失業のおそれさえ出てきます。


 蛇足ですが、古い友人の大学の教授は、“最近、レポート提出にネット上の論文などをコピー・ペーストしたレポートが多くて困っている”と言っていました。20年以上も前の話。


◆ こんなことは、30年以上も前にAI研究の先駆者の“H.A.サイモン”氏が暗示していました。[#H.A.サイモン]

 それは、私流に表現すると、“満足基準(→ 満足は、最適ではない)と学習によるフィードバック”という考え方のこと。

 これだけネット上に有用な情報が溢れていれば、AIシステムはネット全体を無料のデータベースとして自在に活用できる。

 そうなると、“90点主義”のシステム構築は難しくはない中途半端な専門家では太刀打ちできません


 余談ですが、私は、これらのシステムがどなんなビジネスモデルをめざすのかに注目しています

 今のところ、ネット上で確立しているビジネスモデルは“広告”くらいしかない。でも、やはり、一般に普及させるためには、有効なビジネスモデルは大切と思います。[#ビジネスモデル]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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