4月18日 共感工房

◆ 選挙でも、地域間格差が顕著になってきているようです。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 70町村長が無投票当選 「定数割れ」20町村議選 ⇒ https://www.47news.jp/9213842.html ■

 統一地方選後半戦の125町村長選と373町村議選が18日告示された。町村長選は半数を超える70町村、町村議選は総定数の30.3%に当たる1250人が無投票で当選した。

 割合は過去最高だった。うち立候補者数が定数を下回る「定数割れ」は計20町村議選で前回2019年の8町村より急増した。


◆ 村長さんや村会議員に“なり手がいない”というのは、どんな意味があるのでしょうかね? [#なり手がいない]

 単純に“やりがいがない”と考えているのか、あるいは、“報酬が安すぎて苦労の割には報いが少なくてアホらしい”と考えているか? [#アホらしい]

 いずれにしても、なり手がいないというのは深刻なこと。現状のシステムでは、なり手がいないのでは、どうにもならない。

 ちなみに、私のマンションの管理組合は、無給ということもあってなり手はなくて、くじ引きで理事長を決めています。しかし、村長をくじ引きで決めるというのはピンとこない。

 私は、そんな地域には、国が補助するなどして大幅に報酬を増やしてやることも考えるべきだと思います

 村づくりに熱心に取り組んでくれる人がいなくなったのでは、村は立ち行きません。


◆ これは、過疎地が“無医村”になる状況と似ています。

 私は、宮崎の山奥の過疎地で“長期総合計画”の策定時に、村の各界を丁寧にヒアリング調査して、驚いたことがあります。

 その村は村立診療所を作ったのはいいが、医者が誰も来てくれない。話しを聞くと、村長と同じ給料を出すと言っても誰も来てくれないらしい

 さすがに過疎地なので、村長と言っても驚くほどの報酬ではないのですが、一般の公務員よりは高いし、生活には不自由はない。

 実は、医者が来てくれないのは、報酬だけの問題でもないらしい。[#報酬だけの問題でもない]

 そんな僻地にいたら、学会などに出席するのもままならなくて医療の進歩についていけなるという。向上心があって意欲のある若い医者ほど敬遠するらしい。


◆ 蛇足ですが、医者の場合は、“自治医大”などに頼み込めば医師を派遣してもらえます。

 でも、何とか医師を派遣してもらえるらしいが、やっと獲得した医者も、数年の任期を終えるといなくなる。

 まぁ、最近では、日本中にインターネットが普及しているので、医者の普段の活動などもインターネットを上手く活用すれば何とかなりそうな気はします。

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