高卒で5年間働いて 実際どうだった?
私は高校卒業後、大学に進学せず運送会社(物流の方が近いかも)に就職し約5年間働いた。
大学に進学しなかった理由としては3つ。
特にやりたい・学びたい事が無かった
バイトでお金を稼ぐ事にハマっていた
そのまま就職しても上手くいく自信が自分にあった
結論 結局自分次第(私の会社の場合)
私は最終的にチーフ兼チームリーダーという立場だったのだが、その際私よりも年下で大卒の部下がかなりいて、私が思ってたよりも「学歴による差」というものは感じなかった。あくまで私の勤めていた会社の話だが。
実績と立場の変化
2年目 得意先へのケース(清涼飲料)販売数支店内1位
3年目 得意先へのケース(清涼飲料)販売数支店内1位
全国個人ランキング8位、獲得
リーダー兼チーフへ昇格
4年目 他グループのリーダー兼チーフへ移動
運送・物流というと営業のイメージが湧きづらいかもしれないが、そういう要素があったのだと思ってもらえれば。
意識していたこと(会社内での立ち回り)
礼儀・マナー・失礼のない言葉遣い
輪の中心にいる先輩とは特に意識してコミュニケーションを取る
結局下ネタ。自分の自虐的な下ネタを放り込むと盛り上がる
部下であろうが年上。敬意をちゃんと持って接する
飲みの場では、ひたすらヨイショ!カラオケ行ったら、まず歌う!
1→とりあえずこれだけ意識しとけば問題ない気がする。意外と周りは見て る。言葉遣いも学校で学ぶような尊敬語・丁寧語レベルが出来ていれば 全く問題ない。
2→長い物には巻かれろじゃないが、そうしておいたお陰で色々人間関係や 仕事が円滑に進んだ。「あまり得意じゃないな」という先輩もいたが、
仕事をしやすい環境作りと割り切っていた。
3→まず今は色々と発言も誰が聞いているかもわからないし、すぐ拡散されてしまう、また何かのコンプライアンスに引っ掛かる可能性もあるので、
発言する場所やタイミング、職場内の環境・雰囲気を見て発言して欲しい。
私の会社は全員男だった為、私の感覚としては部活の延長線上という感覚だった。なのでそういう発言は割としやすかった。下ネタもただその類の発言をするのではなく、ちゃんとエピソードも一緒に話して、最終的には自虐的な形で終わるとまあうける(笑)キャラ付けとしてもとても有効だ。
4→そう、高卒の私からしたらみんな年上なのだ。なので私の部下の方でも敬語をずっと使っていたし、ちゃんとその先輩は立てるようにしていた。
そして言う事は、端的に角が立たないように。皆、私よりも長く生きている。私よりも多くの経験をされてきた。そこを自分の立場がどうなろうと忘れないようにしよう。
5→令和の今はむしろ珍しいのかもしれない。私は上司を「ヨイショ」するのがあまり苦では無かった。根底に全くの嘘を言っているのではなく、割と「この人凄いな」という風に思っていた為、というのもあるかもしれないが。ただ明らか「ゴマすってまっせ」感の強いのは逆効果だ。あくまで自然な会話の流れで無理なく。そして2次会の定番カラオケ。一番に歌う位が丁度良い。歌を聴いている時は、携帯を極力触らず、アップテンポな曲であれば様子を見て合いの手を入れたり、間奏で「お上手ですね~」なんて言ったりしてみても良いかも!
高卒で後悔したこと
昇給までの基準年数が「大卒」に比べ遅い
認めたくないが消えない「劣等感」
1→同期よりも結果を出していても、同期の方が基本給が高い。何故かというと「高卒」と「大卒」で昇給までの最低年数が違うから。(私の会社では)まあそうなのかなと事前に分かってはいたが、実際に直面すると中々くらう。
2→自分は周りの大卒よりも結果を出しているし私の方が優れている、と思い込んでも、奥底にある劣等感。今でもある。高学歴で尚且つ容姿も良い子を見ると目を逸らしたくなる。もっと成功体験を積み上げて、確固たる自信を形成していくしかないのかな。難しい。あまり自分としてもちゃんと言語化して何故劣等感を抱いてしまうのかなんて説明したことが無いから。
高卒の子がよく言う周りのSNSを見て自分と比べてしまう現象について
私の意見としては、ただsnsを見なければいいだけじゃないかと思う。
私はsnsはラインしかやっていない(noteを除いて)。
私もきっとインスタグラムなんか見て、自分は仕事している中、周りは可愛い女の子と飲んでる写真なんか見たらくらってしまうかもしれない。
それは多分避けられないと思うので、そういうのは見ないに越した事はないだろう。でもそうなるのは自分でも分かって高卒で就職という道を選んでいる訳だから、大卒の友達にどうこう言うのは全くのお門違いだ。
それが苦しいのであれば、高卒という選択肢を取った・もしくはその選択をせざるを得なかった自分を悔やみ、それを原動力に前に進むしかないのだと思う。
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