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「相手の考えを考える」について考える

結論、
相手の考えを価値あるレベルに想像することなんてできないから色々な考え方の人を集めた多様性と相手がどんな考えの人なのかをモノを通して把握しようとすることが大事

なぜこんなことを考えたのかと言うと、妻の考え方を理解して想像できるようになることは難しいな、と感じたから。

もちろん考え方の違いを尊重して話し合い、妻の考えに納得しているのでネガティブな悟りではありません。笑

妻は石橋を叩き割るぐらい色々な可能性を想定して準備する人で、私はその真逆のとりあえずやってみようという人。

なので、奥さんの心配事を聞く機会が多いのだが、「そんなことあり得るか?」とそもそもなぜそんな心配をするのか理解できないことが多い。

そして、ふと、妻の心配事を想定して事前に解決しておくことは無理だな、と思ったわけです。

ビジネスにおいても相手の視点に立って考えることが必要な場面は多い。

昨今、目にする機会が増えた気のするマーケティングは、顧客視点に立って売れるモノやサービスを生み出す活動で、まさに相手の視点に立つことが求められる。

USJを復活させた森岡毅さんもモンスターハンターのアトラクションを作る際に顧客視点を得るためにゲームのモンスターハンターを5000時間することで自身も顧客になったそうです。

ただこれも森岡さんから見たモンスターハンターが分かるだけで、他の人がモンスターハンターをどう捉えているのかは分からないんじゃないか?と私は思うわけです。

私が取り組んでいるDX推進も相手の立場に立って考えることが求められます。

なぜなら、今までの仕事のやり方を変えていくことが必要だからです。それには現状の否定がともなうため、自分がしたいと思わなければ、完遂することはできません。

そして、相手に「変わろう!」と思ってもらうには、相手の考えに沿った働きかけが必要だと私は思っています。

しかし、相手の考えを理解して想像することはできません。

ではどうするか?

多様な考え方を持ったメンバーを入れて、様々な考え方に触れられるようにする。

そして、対象の人に近しい考え方のメンバーの意見を尊重する。

そういう意味で、「何でそんな考え方になるんだろう?」と思う人こそ大事な存在なのだと私は思います。

対象の人に近いかどうかをどう判断するのか?については、物事に対する意見や好きな本などから予想するイメージ。

と最近思ったことを文字にしてみました。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

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