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夏の終わり..2022/09/04

モエレ沼芸術花火2022を父親と見てきた。

打ち上がる1時間ほど前、夕日がとても美しかった

ステージではお客さんのリクエストした曲が流されていた。一曲目は藤井風の「まつり」、後は3曲目ぐらいにフジファブリックの「若者のすべて」が流されたのを覚えている。どちらもわたしの好きな曲で、花火を見るときの独特な高揚感や切なさに共通するものをこの2曲は持っていると思う。
花火は辺りが暗闇に包まれた後、夜空に打ち上がった。

花火が終盤に近づくと、わたしは花火を見上げる人々にカメラを向けていた。写真に映る人々の背中をみると、なんとも言えない気持ちになる。いつかは終わりがくることの切なさ、孤独感、そして美しさを物語っているようだった。花火も、夏も、この世の全てはいつかは終わるし、いつかは始まる。巡り巡ってゼロになる。そこには愛も優しさも未練もない。ならば、なぜ神様は人間に感情を与えたのだろう。そこにはどんな意味があるのだろう。

そんなことを考えてしまうほど、美しい夜だった。

すべての花火が打ち上がった後



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