バス
先日、とある用事で母娘3人で出かけた。
普段は車移動が多いのですが、たまには公共交通機関を利用しないと、
姉妹たちが大人になって、近距離でもタクシー利用が当たり前になったら困る。
という、母の浅はかな懸念があったため、辺鄙な場所柄 駅までバスに乗った。
どこに行くにも喧嘩する姉妹。
バスに乗る時は座席の取り合いで喧嘩となる。
姉妹が憧れる座席は、運転席のすぐ後ろ、高台にそびえ立つ座席。
景色がよく見えて楽しいのでしょう。
行き帰りで順番に座ろうと決めています。
行きは長女、帰りは次女の順番で。
#ケンカ回避のために先回り
行きは始発停留所に近いこともあり、なんなくクリア。
長女は憧れの席に座って、降りる停留所はまだ先なのにもう降車ボタンを押す姿勢で、人差し指を構えている。笑
問題は帰り。次女も憧れの座席に座れるかは運次第。
なぜなら、帰りのバスは始発停留所からほど遠く、すでに誰かが座ってる可能性が高い。
運良く空いていて座れた次女。
“帰りは◯◯ちゃんね” と守れる保証もない約束をしてしまったが、きちんと守れて安堵する母。
車移動の時、母はいつも運転席にいるから、見れているようで見れていない同じ景色を横並びで見ながらおしゃべり。
そして、
「座れてよかったね」
と会話していると、帰りのバスの運転手さんが、なんと偶然行きと同じ方で、
「座れたんですね」
と声を掛けてくれた。
そんな嬉しい会話を横目に、長女はまだ降りる停留所が先なのに、またまた降車ボタンを押す姿勢で、人差し指を構えている。笑
降りる時は母娘元気に挨拶して降車。
「ありがとうございましたー!」
(9割母のデカい声で)
おい、声量おばけの次女、こういう時は全然声出さないんかい!
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