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夏の始まり

どんどん強くなる太陽の日差し
同じ日常を生きているはずなのに
流れ出る汗はまるで滝のよう

お気に入りの喫茶店
店の前にはかき氷の暖簾
いつもはケーキが中心だけど
ここぞとばかりに季節の変化を伝えてくる。

いつも買い物しているお店
ひんやり涼しい店内は
まるで地獄から天国に来れたかのよう
手軽に食べれる蕎麦とうどん
商品棚が早くも空っぽ。

いつもは静かな公園
静寂に包まれている空間に
急に割り込む大音量
「みーん、みんみんみん、みーーん!」
その声を聞くだけで
気温が上がっている気さえする
声を聞くだけで気温を上げられるなら
それはまさに魔法のごとく

小さな日常の変化から
急に始まる短い季節
そんな夏の始まり

〜後書き〜
こんにちは、ボウズンボーです。
とにかく暑いですね。
今回、暑すぎて詩を書いてみました。
正直興味はあったのですがなかなか手をつけられなかったジャンルです。
手探りですがこれからもっと良い作品を皆様に届けられるよう書いていきます。
小説、書籍紹介、論文、詩の4つを中心に書いていきますのでよろしくお願いします。
水分補給を欠かさず皆様体調にはお気をつけくださいませ。

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