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本気で負けるほど良い生き方はない

昔は全力投球大好き人間だった。昔は運動が大好きでよくサッカーを友達とワイワイやる時にチームぎめを任されてたりしたんだけど、その時の人選が決して強い奴を選ばなかった。どういうやつを選んでたかというと本気を出していたやつ。別に上手くなくても超絶下手くそでも本気を出していたらどんなミスをしようが許してやれるし、負けたってきもちがすっごくいい。そんなこんなで負ける前提のチームにずっといることが多かった。

環境のせいにするわけじゃないんだけど最近は結果を求められるし、本気出しても負けたらクソ人間認定されるような環境にいる。そのせいか、負けを自ら求めてゆく人間ではなくなった。運良く自分は勝っている方の人間なんだけど、勝利は全く心地よくない。負けが素晴らしいことをしばらく忘れていた。

今岡本太郎の自分の中に毒をもてを1年ぶりぐらいに読んでいる。1ページ目から自分の甘さを考えさせる言葉ばっかり。勝つ自分を味方として見ていた自分がいた。

明日からそんな自分をぶっ壊してゆきたい。ぶっ壊してぶっ壊してぶっ壊して負けて負けて負けて最高の人生を明日から送ろう、いや今から送ろう。

本気で負けるほど良い生き方はない。

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