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自分に合ったレンズを選ぶ為には? 初心者編②

こんばんは、バイトと転職活動で睡眠時間が激減してるげんたです。前回、初心者向けに一眼レフとミラーレスの違いについて書きました。まだ見てない方はこちらからどうぞ。

前回はカメラのボディ中心のお話だったので、今回はレンズについて書いて行こうと思います。カメラ始めた頃は、高いボディを買うと画質が良くなると思いがちですが、どちらかと言うと画質はレンズに依存します。

もちろん、ボディの画素数や画像処理エンジンというのも解像度という点では大事なのですが、極論、ボディはエントリー機でもレンズが良ければとても綺麗な写真が撮れます。

その為、ボディより高いレンズというのもたくさんあります。そんなレンズについて、何が違うの?どうやって選べばいいの?という部分を今回解決していきたいと思います。

レンズを検討するにあたって見るべき部分が大きく分けて以下の3つになります。

・焦点距離
・F値
・単焦点orズーム

①焦点距離

焦点距離とは、簡単に言うと「そのレンズがどのくらいの画角で撮れるかを表す指標」です。焦点距離はmm(ミリ)で表されます。人間の視野に1番近いのが50mmという焦点距離で、50mmのレンズは標準レンズと言います。

50mm以下のレンズを広角レンズと呼び、50mm以上のレンズは望遠レンズと呼ばれます。


広角レンズとは、その名の通り画角の広いレンズの事です。よりたくさんの物を写したい時や空間を広く見せたい時に有効です。広く写せる一方で少し線などの歪みが出る場合もあります。一般的にジャンルとしては、風景写真や建築写真などで使われる事が多いです。最近では、動画を撮る際に使われるケースも多いです。

望遠レンズとは、遠くのものを大きく写すレンズの事です。画角は狭くなりますが、背景のボケ感を出したりするには広角よりも望遠の方がボケやすくなっています。

また望遠レンズには圧縮効果という物があり、遠くの被写体も近くの被写体も同じぐらいの大きさにギュッとした状態で写ります。主に人物や動物、鳥、乗り物などを撮る時に有効です。

②F値

F値は絞りとも呼び、簡単に言うと『レンズの明るさを示す指標』の事を指します。数字が少ないほど明るいレンズと呼ばれます。

明るいレンズのメリットは光をより多く取り込める分、ブレづらくなったり、背景のボケの量が大きくなったりします。しかし、デメリットとして、レンズ自体が大きく重たい物が多く、値段としても高い物が多いです。

③単焦点・ズーム

①で書いた焦点距離が変わらないレンズを単焦点レンズ焦点距離を変えられるレンズをズームレンズと言います。

単焦点レンズには明るいレンズが多く、ズームレンズは画角を変えられる為、レンズを複数持ち歩かなくて良い分荷物を少なく出来ます。

また、単焦点レンズにはマクロレンズや魚眼レンズなどの特殊レンズがあります。マクロレンズは接写に特化したレンズで物撮りや花、昆虫などの撮影に向いており、魚眼レンズはわざと歪みを残した広角レンズで風景やライブ写真などで使われる事が多いです。

④レンズの揃え方

この3点を踏まえておけば、ひとまずレンズを選ぶ事が出来ると思います。最初のうちは、ひとまず焦点距離が被らないように買えば失敗しないと思います。同じような焦点距離の物ばかり買うと必ずどれか使わないレンズが出てきます。なので、使い分けが出来るかどうかを自分で判断して買ってみてください。

また、最初にお話しした通りレンズが絵に直結するので、作例を見てみると自分の好みのレンズが見つけやすいです。フォトヨドバシなどで作例を見るのがオススメです。

あとは、それぞれの良さが分かって来ると楽しいレンズ沼が待っているのでズブズブにハマっていきましょう。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

それではまた。

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