記事一覧
ゲンソクJrと家族のセレクション奮闘記⚽
「セレクション受けたい」
まさに青天の霹靂とはこういうことを言うのか。
ゲンソクJrは、嫁ソクに促されこう言った「〇〇FCのセレクション受けたい」
良くも悪くも放任主義の前所属チームに親子共々嫌気が差し、年明けからチームを移ったばかりで、少年団のチームでありながら、指導者のみならずチームメイトからも的確な指示が飛び交う恵まれた環境で、まるで水を得た魚のようにプレーしていた中で驚きの意思表明。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】B級短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ
第一章「遠影」
「お待たせしました!初めまして!今日は急にすみません。」
待合せ場所に現れた女性の、ショートボブのヘアスタイル、顔に似合わない小柄な身長、また何より初対面でのこの距離感の近さに、あの頃の彼女が帰ってきてくれたような気がした。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ
「第一章 虚無」
シンガポールのお土産を渡すために、彼女は何度か僕のデスクを訪ねたようだが、最近の僕は忙しく受け取れなかった。おかげで誰と行ったのかも分からない旅行のお土産を、バレンタインにもらう羽目になってしまった。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ
「第一章 後悔」
サプライズのデザートプレートの火が、虚しく一瞬で消えた。それもそうだ、誕生日はもう1週間も前のことだ。無邪気に写真を撮る彼女を眺めながら、僕はグラスを傾けた。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ
<第一章 強がり>
「そのスーツ着てるところ初めて見るかも」
彼女はそう呟いた。僕へ関心があることに一瞬喜びそうになったが、君の前でこの勝負服を着るのは3回目だ。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ
「第一章 記憶」
2人で過ごした時と変わらない彼女の姿に、僕は喜んでしまった。2月の寒い外気と、鬱陶しいぐらいの暖房の不安定さに、室内にも関わらず彼女は寒そうにしていた。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ
「第一章 幸せ」
彼女は、飲みかけのワインを僕に勧めてきた。どうやら僕の好意はとっくに忘れたみたいだ。
令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかも
「第一章 再会」
1ヶ月前に会ったのが、まるで遠い昔のように感じるほど、あなたとの距離を感じていた。でも目薬で嘘泣きをしておどけて見せる姿は、間違いなくあの日と変わらない彼女だった。
Mリーグ妄想劇場その①
「おいしい関係」
皆さんはじめまして、ゲンソクと申します。
自己紹介に書かせていただきましたが、とあるYouTubeチャンネル内で、完全なる個人的な趣味で脚本を投稿させていただき、配信者の方にそれを演じてもらっております。
そこのリスナーの皆さんから、ちょこちょこリクエストいただいたので、台本をここにアップしていきたいと思います。
ということでお待たせしました。妄想劇場、開演です。
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