令和の太宰がお送りする【妄想と現実のあいだ】短編小説こんな書き出しあるかもシリーズ

「第一章 後悔」

サプライズのデザートプレートの火が、虚しく一瞬で消えた。それもそうだ、誕生日はもう1週間も前のことだ。無邪気に写真を撮る彼女を眺めながら、僕はグラスを傾けた。

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