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バイエルンをはじめとするブンデスリーガのクラブチームを中心にサッカーの戦術や人選の目的…

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バイエルンをはじめとするブンデスリーガのクラブチームを中心にサッカーの戦術や人選の目的を考察しています。同じ意見を持ってくれる方も反対の意見を持ってくれる方もその意見を是非コメントしてみてください。

最近の記事

新たなトレンド ナーゲルスマンが使う2-3のビルドアップ

今回は最近のバイエルンで見られるビルドアップの形とその合理性を解説したいと思う。 既存のビルドアップの弱点まず、フットボール界のビルドアップにおいて1番オーソドックスというか、悪い言い方をすると工夫が無いのが4バックがそのままビルドアップする形である。この形のもっともよくない点はサイドバックが本能的に広がって受けたがってしまうこと。前線からのハイプレスを志向しているチームが多い現代フットボールにおいて、相手のプレッシャーがかかるまで時間がかかる、相手より遠い場所で受けたがる

    • ラツィオvsバイエルン、王者が見せた完璧なプラン

      どうも。げんです。本来は先週にバルサ対パリの考察を出そうと思ったのですが、下書きがすべて消えてしまったため上げられませんでした。すみません。今回はマイチームであるバイエルンの試合の考察です。アトレティコvsチェルシーに注目している人が多かったと思いますので、この記事を読んで、ラツィオvsバイエルンでどういう事象が起きていたのかを知ってもらえればと思います。 下記のフォーメーション図にてコマンの背番号が本来29番のところ22番と表示されています。すみません。間違いです。 ス

      • バイエルン不調の理由と復調への希望

        昨シーズンハンジフリック就任後、取れる全てのトロフィーを手に入れたドイツ王者バイエルンミュンヘン。その強さは今シーズンも健在のように見えたブンデスリーガ開幕直後だったが、ここ最近はそうもいかない。クリーンシートの少なさがそれを物語る。前半戦終了現在、クリーンシートはたったの3つ。勝った試合も多くは先制されたところから何とか逆転勝利、よもや逆転できず勝ち点を分け合うゲームも少なくない。なぜ今のバイエルンが本調子を取り戻せないのか、その理由を私の考察を交えながら話していく。 短

        • 名将ハンジフリック誕生!新たなバイエルンへ

          前回はニコの辞任までを解説したので、今回は元コーチで新たに監督に就任したハンス・ディーター・フリックによる人選について話していきたいと思います。 まずハンジ・フリックことハンス・ディーター・フリックは、一昨シーズンからコーチとしてバイエルンに招聘されました。彼はもともとドイツ代表で監督ヨアヒム・レーヴの右腕として活躍していた優秀な副官でしが、コバチ政権のナンバー2はニコ・コバチの弟、ロベルト・コバチが務めていた為、確かな実力を認められ招聘されたハンジ・フリックが実質的なナン

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          バイエルンの今、世代交代と監督解任は大成功!?

          初めまして!Footballが大好きな学生、ゲンです。 最近の若い方からはイングランドプレミアリーグやスペインラリーガサンタンデールが人気だと思いますが、僕はドイツブンデスリーガ、特にバイエルンミュンヘンを愛しています。今回は僕が一番好きなクラブチーム、バイエルンミュンヘンの今シーズンについて解説したいと思います! 世代交代を迎えるバイエルン「ロベリ」の退団と、急ぐウイングの補強 昨シーズンから今シーズンにかけての最大の変化のひとつは、バイエルンのウイングを長年担ってき

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