【創立22周年】言論NPOのこれまでの歩みと、代表工藤に聞きたい3つのこと
本日11月21日で、言論NPOが誕生してから22年が経ちました!
と言いつつ、この記事をご覧の皆さんの中には、初めて言論NPOについて知った方も多いかもしれません。
そこで今回の記事では、言論NPOの22年間の歩みを振り返ると共に、代表の工藤泰志さんに3つの質問をインタビューします。
言論NPOがどのような成果を上げてきたのか?
そして工藤代表とはどんな人なのか?
この記事を通じて、読者の皆さんに言論NPOについて深く知っていただければ幸いです。
1. 言論NPO 22年の歩み
2001年、日本では「自民党をぶっ壊す」と主張した小泉内閣が誕生し、また、ニューヨークを襲った「9.11」の衝撃的なテロに世界が釘づけとなりました。
その激動の変化の中で、日本では民主政治の将来に向けた新しい動き、言論NPOが発足しました。
以来、言論NPOはどのような道のりを歩んできたのでしょうか?
言論NPOの22年の歩みを一緒に振り返りましょう!
22年間を2枚の画像に収めるのはなかなか大変でしたが、少しでも今までの活動を体感いただけたでしょうか?
この長い時間の中で、言論NPOは社会に向けて様々な問題を提起し、それを解決するためのアイデアを生み出し、日本から世界中へと協力の輪を広げてきたことがわかります。
では、そんな言論NPOを22年前に立ち上げ、活動を引っ張ってきた代表の工藤泰志さんに3つの質問をインタビューしたいと思います!
2. 代表工藤泰志に聞きたい3つのこと
工藤:
私は、多くの市民が自分の人生とか夢とか願いとか希望というものを抱き、それらが実現するように、自分でものを考えて自己決定できるような社会が良いと思っています。私自身、自分の人生を何か別なものに依存したくないのです。なんというか、自分の人生が長いものに巻かれるのが嫌なのです。
しかし実際には、自分が幸せになるために「こういう夢を叶えたい」と思っても、社会とか政治とか世界とかそれぞれものが壁として立ちはだかる。そういった時に私たちが自分で考える力を付けないと、運命を、自分の人生を何かに委ねることになってしまいます。
自己決定を積み重ねて生きる社会というのは、自分の責任が問われる社会です。自分は自由だけど自分は責任を果たさない、という社会は良くないのです。責任というのは、コミットするということ。この社会が持つ色々な課題や世界の現実に自分がコミットする、そういう覚悟を持たなくてはいけないと思っているんですね。
だから私は、私自身が自分の意思で世界の課題に対してコミットし、課題解決するという生き方をして、そしてそれを見た人達に「自分たちもそういうことができるんじゃないか」「私たちもやってみたい」というふうな想いを与え、それがまた他の人に連鎖するような流れを起こしたいと思っています。
そして、そのプロセスがこの国の民主主義を強くすると信じています。
私は時代を感じる人生を歩みたいと思っています。時代が大きく変化して行く中で、自分はその最前線にいるという意識を絶えず持っていたいのです。それは言い換えれば、社会で起こっていることに無関心ではいたくないということなのですが、やはりその時代に自分が生きているという自覚というものを常に抱くような生き方をしたいと思っています。
そしてその中で、多くの人が困っていることや解決されずに放置されていること、諦めてしまいそうなことにチャレンジしていきたいです。 もう一つ、どんな人も認めたいという想いが大きいです。それは言葉を変えると、どんな人でも必ず自分の夢なり自分の人生を切り開く意思を持っているという信頼です。
それはヒューマニズムというか、人間というものが持っている可能性をというものを私は信じているということですね。人間の持っている可能性や思想性、もっと言うと、その人たちが育ってきたプロセスをすごく大切に考えるということ。そして、どんな困難なことでも自分たちが努力すればできないことはないと信じています。仮に私が出来なくても、次の世代が実現できるかもしれないので、長い目で見れば何事も必ず実現するのです。
「なぜこういうことが起こっているのか」と、根本的な原因や上流に目を向けることです。その背景には、もっと大きな潜在意識や社会的情勢があり、さらにその後ろには地球環境など制御しえない原因が存在する場合もあります。
それらを把握したうえで、どの段階にアプローチするかという解決策を組み立てていく必要があり、そのためにはまず勉強する必要があります。そして、捉えた現状を自分だけではなくて多くの人に伝え、皆で考える必要があります。現実と向き合って設計プロセスを組み立てる作業が非常に大事なのです。また、死に物狂いでそのプロセスを実行する熱量、解決したいという強い意思を持った人が必要です。私はそういう人でありたいと思っています。
プロセスを進めるためには、ちょっとした勇気が必要です。一歩踏み出す時に、今まで自分を創ってきた人間関係や生き方と決別したり、自分の人生を変えなくてはいけなかったりする局面が非常に多いのです。その時に、それが課題を解決して自分を含めた多くの人が幸せになると信じて一歩踏み出すことが非常に重要です。そしてそうしたときに初めて、力を貸してくれる人達があらわれるのです。
3. まとめ
いかがでしたか?
本日は、言論NPO創立22周年ということで、今までの活動の歴史を振り返ると共に、工藤代表の想いや芯となっている考えについてご紹介しました。
次回は、言論NPOの活動の柱である「民間外交」とは何なのか深掘りします。
お楽しみに!
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