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学問のミライ#0 出演後記――植田将暉さんの場合

ゲンロンでは、2月からゲンロンカフェ10周年記念事業として教養講座「ゲンロン・セミナー」および、若手研究者を応援する連続イベント「学問のミライ」を本格的に始動します!

これらの企画を中心的に進めているのが、ゲンロンで働く大学院生たち。先日、1月25日には「学問のミライ」のプレイベント、という位置づけで「ゲンロンで働く大学院生で『思想』と『現代思想』を読んでみた」というイベントが開催されました。
登壇者としてゲンロンカフェでのイベントにはじめて挑んだ5人。放送から1週間あまりを経て、それぞれに率直な感想を聞いてみました。昨日の住本さんに続く、出演後記第2弾です。

ゲンロンで働く大学院生で『思想』と『現代思想』を読んでみたは、冒頭部分をYouTubeでも無料配信中です!

アーカイブで全編をご覧になるにはこちら!

学問のミライ#0 出演後記――植田将暉さんの場合

植田将暉(うえた まさき)
1999年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科修士課程在籍。
専門は憲法学。ゲンロン編集部所属。

今回の話を聞いたのは、登壇メンバーで最年少、いわゆる「Z世代」の植田さん。スライドの作成やイベント用の資料集めでも活躍していましたが、準備に忙しすぎて実は……といううわさも。

Q1.イベントを振り返って、自己採点をするなら?

90点。(残り10点は次回以降のために)

Q2.放送中には言えなかったけど、実は……みたいなことってありますか?

本当は「日本の思想誌年表」のようなものを用意しておくつもりでした。雑誌と出版社や大学、学会などの成立史はかなり絡み合っており、ある時代の知のありかたとそれを支えるメディア論的な基盤を浮かび上がらせるような年表をいつか作りたいなあと夢見ています。

Q3.コメント欄で参加された視聴者の方に伝えたいことはありますか?

登壇者にとってコメントの流れの速さほど嬉しいものはないということをあらためて痛感しました。どんなコメントも大歓迎です。どうぞお気軽に!

Q4.今回の放送を、これからアーカイブでご覧になる方に向けて、見どころを教えてください!

序盤、中盤、終盤、飽きのこないイベントになっていると思います。分野も関心も性格もまるで異なる大学院生たちの個性の躍動をお楽しみください(笑)。ちなみに、序盤に出てくる『現代思想』と『思想』の一年を振り返るスライドには、このイベントのために用意した独自データが満載。ほかでは見られない内容のはず。必見です。

Q5.いよいよ始まる「ゲンロン・セミナー」と「学問のミライ」に向けて一言!

「学問の明るい未来をつくる」というのは、ぼく自身の人生をかけた大きなテーマでもあります。そのとき、ゲンロンカフェに根づいた「ながく喋る」という文化が、なにか非常に大きな可能性を秘めているように思うのです。学問の未来を見据えたゲンロンの新しい挑戦を、どうか応援いただけますと幸いです。



ゲンロン・セミナーは第1期のテーマとして「1000分で『遊び』学」をかかげ、いよいよ来週2月11日(土)14:00~からスタートします!第1回のゲストは東京⼤学⼤学院⼈⽂社会系研究科准教授の古田徹也先生です。

ゲンロン・セミナーはシラスでの配信はもちろん、会場観覧も受付中。個別のチケットに加え、全6回分がセットになったお得な通し券も発売中です!みなさん、会場で、あるいは配信でお会いしましょう!

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「ゲンロン・セミナー」第1期「1000分で『遊び』学」の特設ページでは、詳しい内容を紹介しています!受講のおともに、ぜひご覧ください。

明日は青山さんの出演後記をお届けします!どうぞお楽しみに。

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