第5回好きなフィギュアスケート選手をただただ語る会 〜浅田真央選手Part3〜

こんにちは!スケオタのおかげんです。

第3回から浅田真央選手を取り上げてますが、今回が最終回です。

このnoteを書きながら改めて演技を見てるんですが、やっぱり素晴らしい選手だったなと思います。

彼女がいなかったら今の日本スケート界はここまで盛り上がらなかったでしょう。

前回はソチオリンピックまでをご紹介しました。

オリンピック後休養を発表し浅田真央選手がいないシーズンが始まりました。

このシーズンどこか物足りなさがありました。

そんな彼女が2015-2016シーズン復帰を発表しました。

復帰初戦はジャパンオープン。

彼女の演技を見たとき以前よりもスケートを楽しんでいて、演技の質がさらに深まったと思いました。

このシーズン、トリプルアクセルの質の良さ、安定性は過去一番だったのではと思います。

ジャパンオープン フリープログラム  プッチーニ作曲 蝶々夫人

このプログラムもまた名プロ!!

スケートの魅力が存分に詰まってて、彼女の洗練されたスケーティングが際立ってる作品だと思います。

蝶々さんが歌う「ある晴れた日に」のアリアに乗って滑る彼女の姿はどこか神々しい。

最初から最後まであっという間にときが流れてしまいます。

グランプリシリーズ 中国大会 ショートプログラム 素敵なあなた

当時の世界最高難度のジャンプ構成。

トリプルアクセル トリプルフリップ→トリプルループ トリプルルッツ

ルッツとサルコウが浅田選手は苦手らしく、バンクーバーオリンピックではジャンプ構成から外していた。

ソチオリンピックシーズンのショートのジャンプ構成
トリプルアクセル トリプルフリップ トリプルループ→ダブルループ

3回転の基礎点が高いジャンプ4種類を飛んだのは彼女だけ。

今もこの構成を組んでいる人は誰もいない。

中盤のステップもかなり魅力的!

曲調が早くなるにつれてどんどん加速してくいくステップ。

ツイズルの速さはやばい!

復帰してグランプリファイナルにも進出して、世界選手権の切符も掴みました。

2016年 世界選手権 ボストン フリープログラム 蝶々夫人

現役最後の世界選手権。

もうなんというか滑っているところを見れるだけで感謝というか。

ただただ引き込まれてしまう。

歌とスケートの調和っぷりが見事すぎてずっと見ていられるプログラム。

何回見ても鳥肌が立つ。

そして最後のシーズンへ。

現役最後の試合。

2017年 全日本選手権 ショートプログラム フリープログラム  ファリャ作曲 バレエ音楽 「恋は魔術師」より 「リチュアルダンス」

ショートはピアノ、フリーはオーケストラ。

ショートの最後のポーズとフリーのポーズは同じ。

2つで1つの作品として完成している。

また彼女が新しい挑戦をしてくれたことに僕は感動した。

彼女は現役最後の試合まで新しい挑戦をし続け、そして選手生活を終えた。

復帰した当初は平昌を目指すと言っていたが、(メディアがそうしむけたのか?)
膝の不調に最後のシーズンは悩み引退することになった。

たとえジャンプが決まらなくても彼女のスケートは色あせることなく、フィギュアスケートの魅力にあふれている。

いつかまた彼女のスケートを見れる日が楽しみだ。




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